先日 癌で亡くなられた友人の旦那様
昨年の12月に告知を受けてから亡くなるまで
どんなツライ治療にも耐え 愚痴ひとつ言わずあの世へ旅立たれた
そんな旦那様は 病室に一冊の日記帳を残された
それは ちょうど告知を受けた12月から始まっていたそうだ
内容は 詳しく聞いていないが その日記帳にはインデックスがついていて
妻へ 娘へ 息子へ 両親へ 兄弟へ
とそれぞれに自分の思いを書き残されていたそうだ
死としっかり向き合い 自分の苦しみは他人には決してみせず
残していく人々を思いやり それぞれに言葉を残していかれた
旦那様の精神力の強さと家族愛の深さに感動
生前には色々な思いがあった友も さすがにこの遺書には心打たれたようで
亡くなってみてはじめてわかった旦那様の存在の大きさ
今は 色々な事務処理で考える暇もなく忙しくしている友
考える時間が出来るようになった時 悲しみが襲ってくるであろう
その悲しみが少しでも紛れるのなら いつでも話し相手になります
そんなことしか出来ないけれど・・・
遺書に残された言葉を胸に これからの人生を歩んで行って欲しい
ご冥福をお祈り申し上げます。
|