新しい生命の誕生を知らせる友からのメール
複雑な事情からシングルマザーの道を選んだ彼女
一番大切な妊娠初期の心労が原因なのか
生まれた赤ちゃんには 体の内部にちょっとした異常が見つかった
「五体満足に生まれて欲しい」と願うことが そうでない人に対する差別だという人がいるが
これは親なら誰でも願う当たり前のコト
自分のおなかの中で 大事に大事に育ててきた我が子
元気で生まれてきてねと願い 楽しみにしていた我が子に異常が見つかった時
親は その事実を悲しみ嘆くとともに 自分自身のせいではないかと思い悩む
彼女の赤ちゃんは無事に手術も済んだが まだまだ油断は出来ない状況
周りの暖かい励ましが 今こそ必要だと思う
何も出来ないけれど 元気に彼女の手に抱かれる日が一日も早く来ることを願う
もう一通届いたメールは 友人のご主人の危篤の知らせ
肺がんで 余命三ヶ月と宣言されたのが 今年の初め
2度の抗がん剤投与のあと 自宅療養していたご主人 まだ50歳前
実は 友人はご主人が退職後には離婚すると公言していた
だからなのか とても家族思いのご主人に対する友人の態度は冷たかった
危篤なのに 通夜・葬式 その後のことを心配するメールに
なんともいえない哀しさ 寂しさを感じた
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