一度だけの人生に
ひろ



 恋愛至上主義

恋愛至上主義って題名の記事は過去にもある。

暇な人は探して読んでみると良いと思うけど、
概要はこんな感じだ。
人生は恋愛が実れば、それで全て幸せで
何もかもが幸福になる。それは本当か?
そんなわけないだろみたいな趣旨の記事だ。
大学生のころの記事だから、20台前半の記事だ。

それから約20年経って、どうなったか。

今や僕は、骨の髄から恋愛至上主義者だ
恋愛以外に、人生において、夢中になったり
ほんの一時のことであっても、幸せかもと感じたり
するものはなかった。

かといって、恋愛が実れば、
それでその後、幸せが永遠に続き、
永遠に幸せかと言うとそういうわけではない。
例外なく倦怠し、飽きて、幸せどころか、憎くなり、
下手したら、顔を見るのも嫌になる。
もっと、酷い言い方を敢えてするなら、
早くいなくなってくれたら良いのにって祈ることもある。
恋愛なんてその繰り返し。僕にとって唯一、幸せと思える瞬間である
恋愛も、所詮はその程度である。

でも、僕が幸せかもと思える瞬間は恋愛にしかなかった。
そういう意味で、僕は恋愛至上主義者だ。
どうせ最終的にめんどくさくなって、飽きて、
幸せどころか、速く終わって欲しいと思うに決まってても、
恋愛以外に、もしかしたら幸せかもと思えたことはない


2020年12月14日(月)
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