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■ 恋愛依存症
別れる前に書いておこうか・・・なんてな。
俺の悪い癖。 恋愛をすると、毎日の生活の中心が、 恋愛や相手のことになってしまう。 将来のことや、もっと優先すべきことがあるのに、 それをおざなりにして、恋愛を優先しようとするところがある。
恋愛と、相手に、どっぷり依存してしまう。
そして恋愛が終わると、 カラッポな自分に気付く。 カラッポな生活、目標の無い将来、 やりたいことも、大切にしたいこともなく、 ただ、これから「生きていくため」に やらなければいけないことばかりの毎日に気付く。
恋愛をすると、それを生き甲斐みたいに感じている、 なんて言ったら大げさだけれど、それに近いものがある。 それだけ、どんな恋愛でも、終わった時の僕の虚無感は激しい。
「胸に穴」なんてものじゃない。 なんだか、世界がそれまでと少し違って見える。 空気が違うような、「世界」の濃度が薄いような・・・。
馬鹿なことだと思う。 恋愛なんて・・・っとも思う。 間違っているとも思う。 でも、どうしても、いつもそうなる。
恋。考えるとやっぱり『斜陽』を思い出す。 太宰は上手いなと思うし、やっぱり似てるなとも思う。
「この世の中というものが、私の考えている世の中とは、まるでちがった別な奇妙な生き物みたいな気がして来て、自分ひとりだけ置き去りにされ、呼んでも叫んでも、何の手応えの無いたそがれの秋の曠野に立たされているような、これまで味わった事のない悽愴の思いに襲われた。これが、失恋というものであろうか。」
「恋。それだけだ。ローザが新しい経済学にたよらなければ生きておられなかったように、私はいま、恋一つにすがらなければ、生きて行けないのだ。」
「ああ、何かこの人たちは、間違っている。しかし、この人たちも、私の恋の場合と同じ様に、こうでもしなければ、生きて行かれないのかも知れない。世の中に生れて来た以上は、どうしても生き切らなければいけないものならば、この人たちのこの生き切るための姿も、憎むべきではないかも知れぬ。生きている事。生きている事。ああ、それは、何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか。」
2004年08月13日(金)
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