一度だけの人生に
ひろ



 負け犬

「気の持ち方を、軽くくるりと変えるのが真の革命で、
それさえ出来たら、何のむずかしい問題もない筈です。」

太宰治『おさん』



以前と同じことをやっていても、
なんら生き方、身の処し方が変わっていなくても
それに対する気の持ち方を変えることが
出来たら、もう、自己改革、自分の革命は成っている。


世の流れから少しはみ出て、
自分だけの道を一人歩いていく覚悟。


損だよ。馬鹿だ。負け犬だ。
人にそう言われても、自分だけは自分を罵ることのない
そんな生き方を出来るようにと思う。けれども・・・。


「世の中に善人なんていない。
ただ、自分を殺しているだけだ。」
なんかの映画の中で出てきたセリフ。


片っ端から「自分」を殺して、
それで誰にも少しも理解されずに
のたれ死んだら、その時、僕は自分の生き方を後悔するだろうか。

2003年11月10日(月)
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