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■ 迷路
「だってひろおくん、Dの話したら、 毎日メールくれるじゃない・・・」
まったく予想外のことでした・・・。
声をあげて泣くKさんに、 僕は「ありがとう」と言って頭をなでて あげることしかできませんでした。
確かに、毎日のようにメールしていました。 KさんはDさんの親友ですから、 散々にDさんのことを相談していて・・・。
Kさんはそう言っただけで、 答えも何も僕には求めませんでした。 それはそうです。 僕がDさんをどれだけ好きだったか、 一番知っているのはKさんなんですから・・・・。
そして、僕はまだ、Dさんへの気持ちを だいぶ、いや、かなり引きずっていますから・・・ まだ好きですから・・・。
次の日も、その次の日も Kさんは何事も無かったかのように、 僕に接してくれています。
Kさんは勉強のために毎日学校に来ます。 僕も勉強のために毎日学校に来ます。
僕は彼女の態度に甘えて良いのか・・・ 今、改めて返事をしたほうが良いのか、 でもそうしたらKさんとも、あと残り少ない期間を 友達として過ごすことが、できなくなる。 彼女は決してその夜のことに触れようとしない・・・ その夜に一緒にいた俺の友達と話すときも その話題には一切触れようとしないらしい。
友人曰く 「友達関係が崩れるのが、イヤなんじゃない?」
いずれにしても、改めて、話をするつもりですけれど、 何時するべきか、今か?最後に会うときか?
2003年01月22日(水)
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