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■ 自分の生きていると言うこと
「こんなことをして暮らして、 一体、僕はどんな身の上になるのだろう。 なんのことはない、てもなく廃人じゃないか。 そう思うと、呆然とする。 どうしてよいか、まるで何も見当が 付かなくなるのだ。そうして、こんな だらしない自分の生きていると言うことが、 ただ人に迷惑をかけるばかりで、 全然無意味だと思うと、なんとも、 つらくてかなわなかったのだ。 君のような秀才にはわかるまいが、 【自分の生きていることが、人に迷惑をかける。 僕は余計者だ。】という意識ほど 辛い思いは世の中にない。」
太宰治 『パンドラの匣』
ようするに、僕は酷い臆病者なんだ。
【自分の生きていることが、人に迷惑をかける。 僕は余計者だ。】
2003年01月10日(金)
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