一度だけの人生に
ひろ



 自意識過剰症候群&男性差別者

学校の演習室というのは、
もちろん勉強するための部屋ですが、
僕の演習室には夜はもちろん昼でさえ、
普段はほとんど人が訪れることも
ないので、授業の無いときは
僕の暇つぶし部屋のようになっています。
夜はほとんど僕しかいないので
なおさらです。

しかし、この時期は
四年生が卒論の研究、執筆の
追い込みの時期なので、
最近はちらほら演習室に
やってきて勉強しています。
僕だって、三年のこの時期に
そういつもいつも遊んでいるわけ
ではなくて、公務員試験の勉強や、
卒論に向けての読書をしているのです。

二部屋しかない演習室ですから、
数人が鉢合わせになると、
当然、一緒の部屋で勉強することに
なるのですが・・・。
ここで僕の自意識過剰症候群が
発症します。

僕は、今に始まったことではないのですが、
誰かと一緒にいて、黙っていることが
出来ないのです。黙っていると、
なんだかハラハラ、ドキドキとしてきて、
一種の「緊張感」を感じるのです。
かと思うとその雰囲気が、
妙に滑稽に思えてきて、
笑いがこみ上げてきたり、
あるいは本を読んでいても
心ここにあらずの状態で、
字面だけ追っていて、全く内容を
憶えて無かったりするのです。
一緒にいるのが、女性だとなおさら
なので間違いなく自意識過剰なのでしょう。

女性・・・・。
ついさっき友人二人と話をしていたのですが、
その時に友人の一人が、部活の愚痴を
言っていました。
その友人が去った後、僕は
もう一人の友人から注意と言うか、
忠告と言うようなものを受けました。
と言うのはその話を聞いているときの
僕の態度が明らかに「興味ない」と
言うような感じだったらしいのです。
実際、僕は興味が無かったのですが・・・。
僕は人の「生活上の愚痴」を
聞くのはどうも億劫なのです。
我に何の関わりあらんやと言う
感じがしてきて、ダメなのです。
生活上の愚痴は、僕には
走れば疲れる、冬は寒いと言うような
話のように感じられるのです。
「性格的な悩み」「生き方」
のような話ならば、それは僕も興味を持って
聞くのですけれど、こと生活の愚痴話に
なると・・・。
それが、その人と親しくなればなる程、
はっきりと態度に表れてしまうようです。

さらにまた、いやらしいことに、
それが男だとますますそうなのです。
何度も書いてきたことですが、
僕の女尊男卑な考え方は相当なもののようです。

「女の時の、あのおかしなくらいの親身な
態度はどこへ行ったんだ?」
とその友人に言われました。

全く自分でもどこへ行ったのか・・・
苦笑の他はありませんでした。

どうしてこんなに男には厳しいのか・・・


2002年12月04日(水)
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