一度だけの人生に
ひろ



 現実、それから・・・

心底、僕はロマンチストだと
言うことが分かってきた。

時々、テレビの企画で、
見ず知らずの人の家に突然
行って、「今日泊めて下さい。」
と言うようなものがある。電○少年など
でよくあるような気がする。
僕は、あれを見ると腹が立つ。
イヤになる。
僕が腹が立つのは「泊めて下さい」と
頼む方ではなくて、時々いるのだが、
「あなた、そんな突然来て、泊めて下さいなんて、
そんな甘いことが世の中通ると思ってるんですか?」
と言うような、説教をはじめる人にである。
ケチくさい話である。イヤになるくらい、
生活の悪臭のする、言葉である。

何も、三食付けて、風呂に入れて、
フカフカの布団に寝かせて下さいと
頼んでいるわけじゃない。
一晩、寝床だけでも良いから、泊めて下さい。
ただ、それだけ。
それが、そんなにいけないことか?
叱責されるほど強欲なことなのか?

叱責されるべきは、あなたのケチ臭さだ。
ほんの少しも、損をしまいと思っているあなたの根性だ。
一体、あなたはどれほどの損害を被るというのか?
ましてや説教なんて、
気取って八つ当たりしているだけじゃないか。

と言うようなことを思って、
怒りとむかつきに、身悶えしている自分です。

所詮、親のお金で生活している自分です。
生活の、本当の苦しさなんか、分かっていないのでしょう。
でも、生活とは、あんなにも醜くて、
イヤらしくて、興ざめなことだと思うと
イヤになります。みんな、人の為に何かをすることが
そんなにイヤなのか・・・。
僕は気取った、ロマンチストなのでしょう・・・。

本然のロマンチスト。

きっと、おぼっちゃんなんでしょうね。僕は。

2002年11月11日(月)
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