一度だけの人生に
ひろ



 実家 

伯父・伯母や、家族からすら、
「お前は優しい子だ」と
今回実家に帰ったときに言われた。
そう言われると、とてもストレスがたまる。

人が「こうして欲しい」って思っているのが、
分かっているのに、してあげないと、
その復讐が恐ろしい。
たとえイヤでも、やらないと・・・。
そう思っている人間が果たして
「優しい」のか・・・。

いつもどこかで感じてきた。
自分は家族にとっても友達にとっても
迷惑な存在なんじゃないかなって・・・。
きっと迷惑なんだって、信じてきた。

だからいつでも、どんなことでも
些細なことでも、くだらないことでも、
少しでも、人のためになることをやりたいと
思ってた。今でも思う。
そうすれば少し、迷惑じゃなくなるんじゃ
ないかって・・・。

ただ、自分がここにいることを、
迷惑だと思われないようにするには
どうすれば・・それが自分のあらゆる行動の
目標だった。人生の目標だった。


最近気付いた。
自分のことを一番迷惑だって思ってるのは
自分自身なんだって・・・。
だから、自分が、自分のこと
認められるようになれば、他人のことも少しずつ、
もっと気楽に、もっと素直に、
好きになれるのかなって思った。

こんなこと
わかってたつもりだったけど、
でもやっぱり、人に迷惑だって思われてるって
思いが拭えなくて・・・。
今でも拭えてないけど・・・

でも実家に帰って、
グラグラに酔っぱらって、
親と話して、少し拭えたのかなっとは思う。


案外みんな、人のことなんて気にせずに
生きてるみたいで、
何でもかんでも
イヤなことを、イヤって言わないで
我慢して生きてるんじゃないんだなって
分かって少し安心した。



2002年08月25日(日)
初日 最新 目次 MAIL