Sports Enthusiast_1

2004年09月18日(土) 磐田、スタミナ切れ

磐田vs鹿島、G大阪vs神戸の2試合は壮絶な点の取り合い。死力を尽くしてとはおおげさだが、4チームの選手はよく頑張った。技術的未熟さやミスなど指摘してもはじまらない。とは言うものの、磐田の前田選手が、磐田4−1リードの局面で犯したハンド(2枚目のイエローカードで退場)はいただけない。磐田は、前半3点差で鹿島をリードしたにもかかわらず、このミスを境に追いつかれてしまったのだ。
しかし、一人少ないとはいえ、4−1リードの磐田が鹿島に追いつかれた要因を、ミスをした前田一人に負わせるのは酷というもの。前田が退場になったとき、磐田の新監督・鈴木氏がどのような指示を出したのか。磐田のフォーメーションの変化がTV観戦では認められなかった。新監督が選手以上にあわててしまい、指揮官の任務を全うできなかった可能性もある。
そればかりではない。後半、磐田の選手の身体は、動いていなかった。この試合は高温多湿の中、午後3時のキックオフ。前半とばした磐田だが、ベテラン勢のスタミナが持たなかったように思う。一方、鹿島はFW鈴木の気迫溢れるプレーが代表していたように、よくシェイプアップされていた。磐田が前半、強いプレスで鹿島を圧倒し大量リードをしたものの、残念ながらスタミナが続かなかった。新監督を迎えた磐田の選手達のモチベーションは高かったのだが、体力が追いつかなかったわけだ。磐田の高齢化を象徴するようなゲームだった。
さて、3連休の土日はプロ野球がストで試合がない。ゆっくりしたプロ野球のリズムよりも、攻守の切り替えの激しいサッカーのほうが見ていておもしろい。両者を運動量で比較すれば、圧倒的にサッカーだ。サッカーは世界に開かれていて、日本国内に閉じこもったプロ野球が漂わせている閉塞感がない。プロ野球には、ドンズマリのような重たい空気を感じる。
そう感じる理由の1つが、ドーム球場の存在だ。ドーム、人工芝で行われるプロ野球は、スポーツの爽快さがないし、スライディングをすると、摩擦熱で火傷をするというから、安全性に問題がある。
ストを契機に、プロ野球がスポーツの原点に戻ることを希望する。それには選手が安全にプレーできることは最低限の環境上の条件だ。ドームを壊し人工芝をはがすことだ。野球がスピードと運動量を競うようになるならば、人気回復は意外と早いのではないか。


 < 過去  INDEX  未来 >


tram