職業婦人通信
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2004年06月09日(水) 三十路の挑戦

お久しぶりです。

飲んだくれたり
飲んだくれたり
飲んだくれたりしているうちに
1週間以上過ぎてしまったわけだが
私は元気です。イベントも無事終わったしさ。

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先日、私の「他人に言えない習い事(木彫り)」をしていた
話を書いたところ、
また新たな習い事をしたくなってしまった。

今度こそ、丸の内OL(死語)らしく、

(ほんとうの私は丸の内とは程遠い
ド汚い東京下町に在勤中という事実には
ひたすら目をふさぎつつ)

英会話か料理教室かパン教室か、
はたまたアロマかフラワーアレンジメントか。
とにかく嫁入り前のOLにふさわしい習い事を
しに行く予定だった私だが、

ふと気付いたら
私が申し込みをしたのは
そのどれでもなく、
おまけに「習い事」でさえなく、

自動車学校(普通二輪コース)であった。

英会話とバイクの免許の間には
深くて長い谷がある。
っていうか、違いすぎるにもほどがある。

友達にも
「なんでアンタ、そうやって当初と違う方向へ行っちゃうのよ?
最初は『お花かお茶を習う』って言ってたじゃん」
と呆れられたが、
ホントに自分でも、なぜそんなことになってしまったのか
よくわかってない。

とにかく、ある日ふとバイクに乗りたくなってしまったのだ。
それ以上は説明できないんだもんね。

相方リョウスケには
「やめとけよー、危ないし。だいたいお前、バイクのこと何も知らないだろ?
 免許取るまですげー大変だよ?」と止められ、

両親には
「三十路の女がそんなもん取ったら、
 ますます婚期が遠のくじゃない!やめなさい!」
と半狂乱で止められた(バイク=婚期が遠のくというのはわかるようでわからない)。

が、私はなんとか金を工面し
(また貯金を取り崩してしまった・・・)
深く考える間もなく教習所に入校してしまった。

そしたら相方リョウスケ(バイクの免許持ってない)が

「ちょっと待った!
 お前だけに免許取られるなんて
 男としてカッコ悪いじゃん」

と、まったく意味不明なことを言い出し、
一緒の教習所に、後を追って入校しやがったのである。

「リョウスケが免許を取るのは勝手だけどさ、
 一緒の教習所はやめてよー。バカップルまるだしじゃん!
 三十の男女が一緒の教習所なんてカッコ悪いよぉ」

と訴えたのだが、

結局は一緒の教習所で
私は中型(400ccまで)、
相方は中型と大型(400cc以上も乗れる)の免許を取るということに
なってしまった。

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バカップル2人、三十路の挑戦は
こうしてはじまったのだが、

それが想像を絶する苦難の道だとは、
その時の私は知る由もなかったのである・・・。


(不定期的に続く予定)


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最近読んだ本
 「娼年」石田衣良(集英社文庫)★★★
 「邪魔」奥田英朗(講談社文庫)★★★


千代子 |MAIL
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