妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2009年01月26日(月) |
『絆 1・2』(漫)『世にも不幸なできごと5 おしおきの寄宿学校』(小) |
【こだか和磨 リブレ出版BE−BOYCOMICS DELUXE】
先日、バスが来るのを待つ間、近くの古本屋で立ち読みをしていたのですが、その時、『絆』の1巻1話目を読みながら、「あぁ、この1話目だけですでに4〜5回立ち読みした記憶があるなぁ」とぼんやり思いました。 いい加減に買って読もうと思って、愛憎版・・・じゃない愛蔵版も出たことだしちゃんと読むことに。
そんなわけでなんだか今更感のある、『絆』でございます。 初期BLの要素が全部詰まってるんじゃねぇの?というてんこ盛り感。 教科書的BLであります。いいかーここテストに出るぞー!みたいな(なんの?) ま、最近の流行というか主流の作風ではないですけれども。 後出しジャンケンみたいに設定が後から後から出てくるのはジャンプ的ですが、BBCは割りとジャンプ的システムだからしょうがない。
同級生カップル圭×蘭丸と、世話役の政×ヤクザのぼん佳の二つのカップリングが軸になってますが、好みで言うと実のところどちらも私の好みには入っていないカップリングであります。 そもそも私は極道物BLもあまり好きじゃないし。 いや好きなんだけどストライクゾーンが狭いというか。いや私の好みはいいんだよ。別に。 圭と蘭丸はこれ以上どうにもなりようがないので、政と佳の二人が今後の注目ですね〜。 プラトニックの方がいいんだけどなぁ。この場合。言ってもしょうがないんだけど。
圭の長髪が気に入らんかったので、2巻で短くなってよかったな〜と思いました。蘭丸と同様に。 一巻1話目の圭って、今じゃあり得ないキャラデザインだよなぁ。 なんか色々と懐かしいノリです。
+++++++ 【レモニー・スニケット 訳:宇佐川晶子 草思社】
今回の引き取られ先は変な規則ばっかりの寄宿学校。 ここで三人は、ようやく友だちができるという話し。 キノコが生えてカニが生息しているボロい小屋をあてがわれ、死ぬほど退屈な授業を受けるヴァイオレットとクラウス、そして副校長の秘書の仕事をしなければならないサニー。 今回も理不尽さ全開です。
ようやくできた2人の三つ子も、家族を家事で亡くしていますが、やっぱりこれはオラフ伯爵と関係があるのかないのか。 献辞に毎回登場し、文中にも登場するベアトリスもどうやら物語りに関係するらしいことが今回わかります。 そういえば、作者もこの世界の住人として記述されているから、ベアトリスも実在する人物じゃなかったんでしょうか。 どこまでがスニケット氏の創作なのか。
2人の三つ子が残したVFDという言葉の謎も加わり、珍しく引きのある終わりでした。後半戦に入るんでしょうか。 子ども達には幸せになってほしいなぁと思うのだけれど、無理なんだよねぇ。 ゴーリーの『不幸な子ども』ほど不幸ではないとは言え、やっぱり毎回かわいそうでかわいそうで。 もうちょっと三人が憎らしければいいのに、いい子なんだものなぁ。
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