妄言読書日記
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2008年11月04日(火) 『もっと!イグ・ノーベル賞』(他)

【マーク・エイブラハムズ 訳:福嶋俊造 ランダムハウス講談社】

いかに笑わせ、いかに考えさせたか、を基準に選ばれるイグ・ノーベル賞を受賞した研究を紹介している本書。
もっと!とついているように、どうやら前にも出ていたらしい。

悪ふざけといえば悪いふざけにも取れそうな受賞サイドの態度ですが、賞をもらうほうはいたって真面目に研究している(暇つぶしという例もなくもないが)ことが多い。
「知らないうちに死亡届が出されてしまった人びとの生命を回復させた、インドの「死人協会」の創設者」なんていうのは、凄い大真面目にやった結果の受賞。
「抽選のはずれ番号を「当たり」と発表して民衆の大暴動を引き起こしたペプシ・コーラ社」は、好きでそんな事態を引き起こしたわけじゃないだろうに、平和賞を受賞。

そんな研究があったのか、というものから、それをそのように解釈して受賞させてしまうのか・・・と両者にたいして呆れるような、感心するような、なんとも真面目なのが馬鹿馬鹿しいという好例ではないでしょうか。
イグ・ノーベル賞は。



蒼子 |MAILHomePage

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