妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
目次|前のページ|次のページ
| 2005年11月21日(月) |
『弁護士はぶらりと推理する』(小) |
【マルチェロ・フォイス 訳:草皆伸子 ハヤカワ文庫】
弁護士と言う言葉に引かれてぶらりと読んでみました。 イタリアの小説は初めて読むかも。 イタリアの孤島、サルデニアを舞台に、実際にいた詩人で弁護士のブスティアーをモデルに書かれた小説。 多分、面白いのだろうけれど、非常に読みにくかった。 訳の仕方だと思う。 サルデニア訛りを訳す時に、日本の田舎言葉(どこということもない訛り)で訳してあるので、どうも訛りの味が薄れているように感じる。 原文はもっと味のある訛りなのかな、と思う。 それと、人称がいろいろと変わるので、時折置いていかれる。
読み終わって、よくよく思い返せば、話としては面白いのかもしれないが、本当に読みにくかった。 あと、サルデニアの歴史というか、背景を全く知らない身としては、ぴんとこない部分が多々あった。 イタリアの人が読んだら面白いんだろうなぁと思う小説でした。
あと、全く法廷は出てきません。
|