妄言読書日記
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2004年12月17日(金) 『ダレン・シャン12 運命の息子』(小)

【Darren・Shan 訳:橋本恵 小学館】

最終巻ですが、なんだか特筆すべき感想がございません。
12冊にも及んだ本の最後が、感想無しと言うのもあまりに酷い話なので、何かひねり出しますが、なんだかなぁという感じでした。

なんだかなぁその1.ダレンとスティーブはミスター・タイニーの息子だった。
そうですか、異母兄弟ですか。
生まれる前からの運命。
だからなんだよ、もう最終巻だってば。
これからも続くならまだしも。

なんだかなぁその2.結局相打ち。
二人手に手を取って生き残っちゃ駄目だったの?
児童書なんだしさ・・・。そういう麗しさがあってもいいじゃない。

なんだかなぁその3.あの大層な予言の数々はなんだったんだ。
相打ちしたくらいで、回避されるような話だったのか。

そして最後の最後。過去を修正というあたり、なんだか龍騎のことを思い出す展開でした。
それでいいのか。
別の誰かに運命を押し付けただけで、解決なのか!?

Darenn氏の次回作も決まっているそうです。
また児童書なのですか。
もう児童書はやめた方がいいんじゃないですか。
大人向けにエログロで行ったらいいと思いますよ。

なにはともあれ、お疲れ様でした。



蒼子 |MAILHomePage

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