【村上春樹 新潮文庫】ラストへ向けて、じわりじわりと感動が沸いてくる小説でした。特に「私」が公園で一人になってから、最後の埠頭までの流れが。なんとも表現し難いです。そもそも、この小説の粗筋自体も説明しろと言われてもできません。つまらない感想で悪いのですが、この物語の感想は自分の胸のうちでひっそりと噛み締めておきたいです。