My eternal home
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カメラ好きの夫が、 (一部)ライ○社製のカメラを手放す決意を固めた。
十数年前に買ったそれは、当時でおよそ20万円。 趣味の域のギリギリ価格だったと思う。
が、その後暫くして、デジカメという便利な物が登場し、 夫もいつしか...デジタル派になってしまった。 当然、(一部)ラ○カのカメラは我が家のお蔵入り。
高機能のデジカメが発売されるようになった昨今、 夫の“買い替えたい”という気持ちは日に日に増し、 私自身も、今使っているデジカメでは 物足りなくなっていることもあり、 これを機に、お互いに買い替えると言うか、 買い足そうという結論に達した。
で、日曜日、夫と二人で電器店を巡り、 目ぼしいデジカメの価格調査。 2台のカメラに記録メモリーを合わせると 8万円近くになってしまう。
普通、カメラって一家に一台なんじゃないの? どっちかが諦めればいいんだよねぇ…云々 などとお互いを牽制。(~~;
と、夫が突然、 “前から考えてたんだけどさ、 ○イカのカメラ、売ろうと思うんだ。 持っているだけの自分の所にあるより、 使ってくれる人の手に渡った方がカメラも幸せだろうし”と 驚き発言。
私の“後悔しないの?”の問いに、“多分ね”の夫。
本当にそれで良いのなら、私は何も言わないけど…。
そういう訳で、一度家に戻り、 綺麗に手入れしてある(一部)ラ○カのカメラを持って、 今度は一転してカメラ専門店へ向かった。 ビッ○カメラとかヨドバ○カメラでは無い 正統派のカメラ屋さんである。
査定の結果、買取価格とほぼ同額で、 夫と私の欲しがっている2台が買えることが判明。 もちろん、メモリーも入れて。
夫が持ち込んだそれは、今は製造中止になっている為、 マニア内での人気が高く、思っていたよりも 高く買い取ってもらえるらしい。 “やっぱり手放すのは勿体無い?”な〜んて茶化したりして。
結局、消費税分とちょいの出費で、 夫は高倍率のカメラ、 私は画素数高めのマクロ撮影に強いカメラを 手に入れることができた。
夫には半分泣いてもらう形になった(かもしれない)けど、 その分、新しいカメラで色々な風景を撮りに行ける。 私的には、これから春先に向けて、 春の芽接写がとても楽しみ…♪
さぁ、私達共通の趣味の再スタートだね。
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