こんな日常。

2007年11月19日(月) SS ブルーマンデー症候群

すでに昨日の話ですが(そんなんばっかりだな)姉とヨガをしてきました。
小さい頃から身体がもんのすごく硬い私ですが、誘われて思い切り食いつきました。
腰痛が治ったら嬉しいな♪などと思いつつ、レッツチャレンジ。
とりあえずはビギナークラス。基礎の基礎。
感想としましては、気持ちよかったです。
やっぱり超絶身体が硬いので、基礎だというのにうまくできなくて先生の手直しを何度も受けましたが、汗もかいたしリラックスもできました。
コレを期に、身体が柔らかくなればと思います。<当初と目的が違うだろ

余談ですが、姉と物々交換(笑)で借りた漫画を一気に9巻読んで、肩が凝りました。
せっかくヨガしたのに。でも続きが気になるんで、またよろしくです!>姉へ私信


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日曜の夜、6時半。
何となしに見ているテレビには、もう何年も前から放映されている長寿アニメのオープニングが流れている。
真面目に見ているわけではないが、自然と口ずさめるメロディーを頭の中に流しながら、泰成はふと思いつきを口にする。

「先輩は、これ見るとガックリきます?えーと、ブルーマンデー症候群でしたっけ?」
「日曜ももう終わりだなぁって思うヤツ?明日は月曜で仕事だ、だるいなぁって」
「それです。僕はまだ気楽な学生だからか、あまり思ったことないですけど。社会人はどうなのかなって」
「んー、まあ日曜休みの仕事だと思うかもな。別にこの番組見たらってワケじゃないけどさ」
「やっぱり、そんなもんなんですねぇ」

へーっと感心しながらも、元々単純な興味で訊いただけのこと、泰成はすぐにこの話題には興味をなくしているようだ。
ご飯が炊けるまであと10分くらいなんで待っていてくださいね、なんて全く関係ない話を始めている。
そんな泰成の様子をぼんやりと眺めてながら、今度は誠一があることに思いつき、口元に笑みを作る。

「テレビ番組見るよりも、俺はもっと明日がダルくなる瞬間があるんだけど。曜日には拘らないけど、まあ日曜日は特に」
「なんですか?その瞬間って」
「泰成が帰っちゃうとき」
「・・・え?」
「あ、俺が帰るときもだな。明日仕事だから仕方ないとはいえ、もーホント嫌になる瞬間なわけよ」

溜め息交じりの告白に、一瞬の間を置いて耳を赤く染める泰成を見て、誠一は笑みを深める。
気持ちとしては、してやったり。
ポーカーフェイスが崩れる瞬間がたまらなく好きだと言ったら、泰成は怒り出すだろうか。
・・・いや、きっといつも以上にポーカーフェイスを貫こうとするだろうな。
ばれないように小さく笑って、すでに平静を取り戻したらしい恋人に、最後の一押し。

「俺としては、次の日仕事でも別に構わないんだけど?」
「・・・何言ってるんですか。ご飯食べたら帰ります」
「寂しいから、ギリギリまでいてよ」
「―――・・・食べ終わってから、考えます!」

タイミング良く炊き上がりを知らせるブザー音に、慌てて泰成が立ち上がる。
その様子に我慢が出来なくなり、誠一は盛大に吹き出して笑い声を上げる。
これだから帰したくなくなるのだと言ったら、気持ちは通じるだろうか?
明日からの仕事はダルくて仕方ないけれど、これ以上言うと本気で拗ねられそうなので黙っておくことにしよう。

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10万ヒット企画、「日曜日」で考えてたもう一つのネタを膨らませてみました。
半分くらい考えた後で、「水曜日」の二人を思いついて急遽そっちに変更したのでした。
そんな裏話(違)


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平野 咲 [MAIL]