会社からの帰り道、乗り換え途中にジューサーバーというお店がありまして。 いつも気になりつつ横目でチラリだったのですが、今日は何となく引き寄せられるかのようにフラフラと近寄り、バナナジュースを購入。 他の人たちと同様に、店の前でゴクリ。 ん、なかなか飲みやすいし美味しい。次は他のジュースも試してみたいもんだなんて思いながら、ゴクゴク。 が、ここで1つ問題が発覚。 小さいサイズにしたので、そんなに量はなかったのですが、今日は如何せん寒かった!
ジュースを飲みきった後、すごい体が冷えたよ!
まあ雨がパラパラと降っていた6時過ぎ。そりゃ寒いよねって感じです。 帰宅後、母に話したところ「寒いのにバカね」の一言で会話が終了しました。 そんな今日の我が家の夕食は鍋でした。暖かかった・・・(笑)
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俺の恋人は、素直じゃない。 それは本人も自覚しているようで、憎まれ口を叩いた後に見えないところで後悔していたり、俺からの率直な言葉にこっそり喜んでいたりする。 そんな様子を見るのも、俺の楽しみの1つになっているので、それは問題はない。 たまに見せてくれる素直な面なんてホントに可愛くて仕方ないし。 まあ、本人に言ったらまた嫌そうな顔をするだろうから、これは俺だけの秘密だ。
『よくもまあ毎日飽きもせずにって思うんだけどね。つい泰成にはメールしちゃう』
「まーた、困った顔してんだろうなぁ」 ついにやけてしまう頬を撫でながら、送信完了の文字を確認する。 元々メールも面倒だからと滅多にしない泰成だが、俺からのメールには律儀に返してくれる。 それがたまらなく嬉しくて、くだらないことでも毎日のように送ってしまうわけだが、今日は素直に思ったことを送ってみる。 きっと泰成のことだから、今頃どう返信したものかと携帯を凝視して考え込んでいるだろう。 それできっと素っ気無い文章を返してくるのだ。で、後で一人後悔する。 たやすく出来てしまう想像に、そんな泰成は直接見たいなぁと思いを馳せる。 いっそ会いに行ってしまおうか。この時間ならまだ電車もあるし。 半ば本気で考え始めたとき、携帯がメール受信を告げる。 どんな憎まれ口が返ってきたのかな、と軽い気持ちで開いたフォルダに、俺の動きは一瞬停止した。
『別に僕の方は構いません・・・毎日でも』
―――・・・なんだってんだよ、もうっ どうして不意打ちに、こんな俺を喜ばすことをしてくるのだろう。 居ても立ってもいられなくなって、とにかく電話をかけてみるが聞こえてきたのは無機質な機械音声。 今更なかったことになんか出来ると思うなよ? 貴重なメールを保護メールへと移してから、今頃知らん振りを決め込もうとしているであろう恋人のもとへと走り出す。
居留守を決め込もうとする素直じゃない恋人がたまらなくなるくらいのピンポンラッシュに、ようやく開かれたドアから姿を見せた途端に抱きついた俺は、決して悪くはないと思う。
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SS誤送信、誠一さんバージョン。 続きが読みたいというリクエストをいただいていたので(すでに1ヶ月以上前ですが・・・)書いてみたのですが、コレは続きじゃないですね(苦笑) 近いうちに誠一さんが部屋に乱入してからの話も書きたいと思います。 リクエストしてくださったTさん、貴重なネタ提供ありがとうございましたv(笑)
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