こんな日常。

2007年03月25日(日) SS 石田くんの気持ち

友人に誘われて、映画の試写会に行ってきました。
ディカプリオさんが主役のヤツです。結構重いテーマでした。人間って恐ろしい生き物ですよね。
久しぶりに映画を見たら、また色々と見たい気分になりました。
ペンギンの見たい!でも相方には拒否されたので、ナイトミュージアムでも良し。
言ってるだけでまた見ないうちに終わりそうな気がしつつ、そっと呟いてみる日曜の夜。
映画は水曜日に見たいんですが(レディースディで料金が安いから)、そんなこと言ってるから見損ねるんですよね。分かってる、分かってるとも。


さて、突然ですが。
最近文章を書いていないので、リハビリを兼ねてSSを日記に書いていきたいと思います。
大体が思いつきで書くものなので、更新は例によって不定期。
日記を読んでくださっている皆様だけに贈りますv<そんな大層なものじゃないだろう

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中学時代からの親友は、少しシスコンなところはあるけれど明るくて気の良いヤツだ。
それは高校に入った今でも変わらない。
だけど、確実に変わったことが1つ。

「あーもうマジむかつく!何であいつはいつもいつもっ!」
「ハイハイ落ち着こうねー。で、今度は弟クンに何されたの?」
「人が真面目に宿題してたら横から覗いて鼻で笑いやがった!」
「あー、数学だろ、それ」
こっちはレベルも県内標準の公立高校、対する相手は有名私立高校。
言っちゃあなんだが、もとからの出来が違う。
しかも晴日は数学が面白いほど苦手だ。そりゃ笑いたくもなる解答だったんだろうな。
「俺だってやればできるんだ!チクショー、年下のくせに!」
学年は同じなんだから、年下関係ないだろ。
憤る晴日を宥めながら、こんなんだからからかわれるんだろうなぁなんて思う。
晴日は昔から兄バカで、しつこいくらい朝子ちゃんの話ばかりしていたのに、最近は新しくできた弟クンの話ばかり。
そのことにこいつは気が付いてないんだろうな、きっと。
「で、結局宿題はできたわけ?」
「できたさ!・・・ちょっとばかし、十夜に見てもらったけど」
小声で付け足された言葉に、堪えきれず吹き出してしまう。
さすが晴日だ。いざ教えてもらったら素直にきいて、できたときにはお礼まで言ってることだろう光景が目に浮かぶ。
そして後からその前のことを思い出して、今のように憤る。
ホント、素直というか単純というか。分かりやすすぎる。

晴日自身は変わらない。
変わったのは、晴日のなかで弟クンの占める割合が増えたこと。
悔しい気持ちはかなりあるけど、晴日が幸せならそれで良い。
「んじゃ晴日が無事にやり遂げた祝いに、帰りに遊び行くか」
「おう!」

でもな、弟クン。晴日はそう簡単に渡さないよ?
だってこいつは俺の大切な親友だからな。

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平野 咲 [MAIL]