狼森、笊森と盗森

2008年11月02日(日) 禁書!の日

今回。作画が神だった。
いや、今までもきれいだったんですが、今回は特に。
あ、超ネタバレ含みます

第5話「十二時(リミット)」

夕暮れのアパート、でかけていく小萌先生からスタート
部屋の中には眠っているインデックス。
回想(前回のラスト)

当麻を傷つけたくなかったらもう逃げ回るな、とステイルにいわれ
覚悟をきめたらしいインデックス。二人が去った後
「大丈夫だよ、私が取引すれば…もうこれ以上、当麻の日常を壊させない
から」と笑い、倒れる。
見守る当麻、電話がかかってくる。相手は姉御。
・リミットは午前零時
・我々が到着する前に分かれを告げ、その場から立ち去るように
の2点を静かに告げる。
本当にインデックスを救えないのか?と尋ねる当麻に、できないと答える
姉御。魔術でなんとかならないなら、科学では?と提案する当麻。
けれど、時間が足りない。どこまでもわかりあえない両サイド。

「最後に素敵な悪あがきを」

姉御からの電話がきられ、片っぱしから病院や研究所に電話をはじめる
当麻。しかし、夜も遅いため、だれもでてこない
やっと出た一つの研究所でも冷たくあしらわれ、絶望する当麻の耳に
階段を上って近づいてくる足音でキャッチ。

ステイルと姉御。
儀式の準備を始める二人に、あきらめきれず、すがりつく当麻
その当麻をインデックスにつきつけ
「君はこの子の前で同じセリフがいえるのか?苦しんでるこの子の前で
”ちょっと試したいことがあるからもう少しまて”と、そう言えるのか!」
どなり声とともに眼の前にさしだされる金の十字架
そんなに自分の力を信じているなら、儀式に使うこの十字架を壊してみろ
とつきつけられ、反論できずうなだれる当麻。
「俺は最後にこの子になんていっておわかれをすればいい?」
うちひしがれながら力なく尋ねる当麻に、それはでていくことだけだと
伝えるステイル(インデックスの回復魔法のときと同じ理由ですな)
そんな当麻をみかねた姉御、儀式の開始まであと10分ある。彼の心残りを
とりのぞくことも、儀式の成功には必要だ、とステイルに提案してくれる

二人がでていくと、インデックスが目を覚ます
自分の名前を呼ぶインデックスに、ごめん、と謝ることしかできない
部屋に魔法陣が貼られているのを見て、また魔術師がきたことを察した
インデックスは当麻に逃げるよういうが「もういいんだ」となだめる当麻

「ごめん。俺、強くなるから、もう二度と負けねぇから。お前をこんな風に
扱う連中、全部残らず、一人残らずぶっとばせるよう強くなるから…
まってろよ。今度は、今度は絶対、完璧に助け出して見せるから」

当麻の言葉に

「…わかった。まってる」

と笑顔をみせるインデックス。
そのインデックスに当麻が笑いかければ、安心したのが再び眠りに落ちる

ぽたりと当麻の右手に落ちる涙
「こんなのってねぇよな…結局、なにもできなかった…」

インデックスの脳の85%を占める10万3千冊をどうにかすることも
残る15%に詰め込まれた、たった1年分の思い出を守り抜くことだって…

「…ぇ、あれ?」

「ちょっと、まて…15%も使って…たった1年分しか記憶できないって
 どういうことだ?」

電話。
銭湯でふろ上がりの一服をしている小萌先生と繋がる

「完全記憶能力?確かに珍しい例ですけど、それ自体は只の体質ですよ」
「それって一年間の記憶だけで脳を15%も使っちまうんですか?てことは
6歳か7歳で脳がパンクしちまう絶望的な体質ってことになりますよね?」
「確かに完全記憶能力はどんな小さなゴミ記憶でも忘れることはできませ
んけど、それで脳がパンクすることは絶対あり得ません。もともと、人間
の脳は140年分の記憶が可能ですから」
「そもそも、人の記憶とはひとつだけではありません、言葉や知識を司る
意味記憶、運動の慣れなんかを司る手続き記憶、そして思い出を司るエピ
ソード記憶。いろいろあるんですよー」
「えっと、せんせい…」
「つまりですね、いくら知識を詰め込んでも、それで記憶が圧迫される
なんてことは、脳医学上、絶対にありえませーん」

インデックスの完全記憶能力は人の命を脅かすようなものじゃなかった

…じゃぁ、なんでインデックスは苦しんでるんだ?

インデックスに視線を落とす当麻。
ようやく真相にたどり着きます。

(教会がインデックスに細工をしたんだ)

彼女が絶対に教会を裏切らないように
彼女の仲間たちが、涙をのんで従わなければならないように

インデックスに向き直る当麻、細工を探します
右手であちこち触ってみるがとくに変化なし
どこだろうと、探すと、苦しげにあえぐインデックスののど奥に…
意を決して右手をさしこみ、軽く触れれば、衝撃で体は後方へ
黒い瘴気に包まれ、浮かびあがるインデックスの体
異変を感じ、部屋にかけこんでくるステイルと姉御

「警告…」

ステイルのイノケンティウスを解説したときと同じ自動書記モードで
機械的に「侵入者の迎撃」を告げ出すインデックス
目から発せられた魔法陣から、亀裂が走り、対峙する二人で次へ続く

次回「幻想殺し(イマジンブレイカー)」

【総感】
作画が綺麗だったなぁ、と思ったら絵コンテ、柳沢テツヤさんでした。
そりゃ綺麗なはずだよ。昔から、柳沢さんの絵コンテは自分のツボをつい
てくるんで困る。こう、人物の微妙に丸みのあるラインが良いよなぁ。
…おいといて(笑/はしゃぎすぎ)

原作で一番辛い場面と、一番心躍る場面が同時の今回
ステイルのセリフがもう鳥肌モノだったー、かっこいいー
なにげに、原作寄りでえぐいし(ヒーロー気取りのミュータント、とか)
さぁ、丁寧にやってきた禁書もついに次回で一巻分。
わくわくーっと見守ります


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