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2005年09月05日(月)
真夜中のパーティー(6) 前編







「遂に本気にさせたのね、させちゃったね篇」

過ぎ去りし夏
今年も何度、昆虫の諸君には悩まされたことであろうか
実家では虫なんてほとんで出なかった
そんな環境で育った私が只、ひ弱なだけなのだらうか

ゴキ目ゴキ科ゴキ…(書きたくもない)には肩をはわれ
ゲジ目ゲジ科ゲジには太ももを撫でられ
節足動物門クモ綱クモ目のクモには背中をさすられ
何度、貴重かつ健やかな睡眠の時間を
地獄の瞬間に変えられたことであらふか

そんな生活のなかで決して努力しなかったわけではない
彼らの侵入を防ぐべく
ゴミはためず掃除はマメにし、設置型駆除剤「コンバット」を各部屋に
数基配備し、できるだけ窓は開けないようにしていた

しかしいくら努力をしているつもりでいても
現実として侵入を許している以上、
彼らに「甘いよーん」とせせら笑われているも同然なのだ
いつの間にか私のなかで
なにかが切れてしまったようである
くやし涙を床にたれながし、私は変わった

まず昆虫駆除関係のHPを読み漁り
彼らの(ゴキ…の)生態、特徴、生活、能力などの
情報収集と研究を重ねた、つまり傾向
そして
彼らは究極の雑食動物であることを知る
人間の食べるもの意外でもたとえば髪の毛でも食べ
水滴が一粒あれば一週間生き延びる
そしてその運動、生活能力を知る
人間の体の大きさに例えれば、時速400kmで走り
小さい種類なら隙間わずか1.6mをかいくぐり
1cmあれば巣を作ることができる
死んだあとでも産卵する場合がある
条件がそろえばテレポートする(…?)
実は死なない(…???)

おそろしい…あまりにもおそろしき敵である
人間が絶滅しようと彼らは生き延びる、と言われるわけだ…

しかしそれらの情報は最早
変身した私には闘志を燃やさせるだけのものだ
情報収集ののち直ちに最終作戦を実行に移した いよいよ対策
つまり…(長くなったのでつづく)