生存報告―目指せたくまし道。
〜こっそりひっそり編〜


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2006年10月29日(日) 「弁護士灰島秀樹」

踊るシリーズ第四弾。八嶋さん主役の1本です。

やー、おもしろかった!(≧∇≦)

逃亡者木島も弁護士灰島も映画じゃなくてテレビになってしまったのは、やっぱ容疑者室井がちとつまんなかったからだろうか、とか思った。

3作の中で1番おもしろいよ!容疑者室井のときは(敵だし)なんなんだこいつらはー?!だったけど、これで出てくる彼らはおもしろくて親近感が湧くの!

なんてゆーかもう(↓ネタバレあり)

八嶋さんがお母さんを大好きなのがすごく伝わってきて、人は誰でも母親に愛されたくてさ。母親が死んでしまって愛を受けられなかった(精神的に)まだ子どもの灰島がすごくせつない。

一貫して愛を知らない子どもなので、あのキレ方も、容疑者室井でやってたときは「そんなキャラなんだー?」と思ったけど、今回はすごく自然に見えたし。

しかも終わり方も好感!いつものようには仕事に徹しきれなくなった灰島を見捨てた仲間が戻ってきて、頭をなでちゃうんだよー!もー!それで双方また一緒にやろうってなるってわかってるのがよい。

恋は、まだ灰島には早いってかんじで。子どもだから。いつか今の彼を愛してくれる人と結婚とかするかもしれない。とかまで見てる側が考えちゃうとこがまたすごい。

「母のため」のあと「金のため」と言うけど、絶対に絶対に母のためであって。他の全部の事件は金のためであっても、この1件だけはそうじゃなかった灰島の話。

話の展開は読めるんだけど、わかりやすいし、テンポもいいの。

役者も綺麗に同じ動きの2人とか、松永さん(女性)も気持ち悪くておもしろかったし。吹越さんも自然で存在感があって。石田ゆり子も好きなのでよかったなー。

やー、かなりヒットでした☆



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