生存報告―目指せたくまし道。
〜こっそりひっそり編〜


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2002年10月08日(火) 私が感じる、優しい人。

以前、稽古で"優しくしなくちゃ"エチュードというものをやったことがあって。無理矢理優しくしなくちゃいけないの。優しくない行動をした人がいたら"アウトー!"とアウトに出来る。それをやっていたときこんなことがあった。

誰かが"皆疲れただろう、俺の上に座ってくれよ"と言って。それを聞いて何の疑問も持たずに座った人たちがいた。そのとき私はちゃんと声とか出せなくて"アウトー!"が言えなかったんだけど。彼の上に座ってしまった人たちはそれはアウトだと言われて"あ〜やっちゃった"とか言っていたけれど私は彼らに対して"何で気づかないんだろう?"と思ったっけ。

無理矢理優しくして"上に乗って"と言っても実際上に乗られたら辛い、ということが思いつかない人がいるということ。

能動的な優しさ、受身的な優しさ。片方だけの優しさなら感じられる人は多い。優しくないと感じる人はきっと自分と"優しい"の感覚が違うのだろうな。私は厳しい関係は苦手。ある程度はいいよいいよって許してくれるほうが有り難い。それはダメだよとか否定されると、怖くてしゃべれなくなる。

何が優しいか優しくないかは受けるほうの感じ方にもよるけれど、やっぱり自分が優しいと感じる人が好きだな、と思った。



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