| 2003年11月25日(火) |
クリスマス気分先取り |
仕事しながら映画を見とります。 最近見たのは『ペイ・フォワード/可能の王国』と『戦場のメリークリスマス』
『ペイ・フォワード/可能の王国』 は、とにかく主人公の男の子が演技うまいっすね〜 シックス・センスの子でしたか? せつない表情とか本当に真実味がある演技してくれます。 ストーリーは途中まで結構好きでしたが、 正直あんまりなラストでしょ… とりあえず中貫は納得いきません。 例によってタダ借りの図書館ビデオでよかった。
『戦場のメリークリスマス』 は、曲が聴きたくなって衝動的にDVD購入したもの。 何かクリスマス近くなるとクリスマスっぽいものに近付きたくなります(笑) 昔テレビで見た記憶があるのだけど、断片的にしか覚えてなくて一度ちゃんと見たかったんですよね。 昔見た時は「男同士のラブストーリーだよね?」みたいな感想しかなかった気がするのですが、 ちゃんと見返してみるとなかなか深いお話しでした。
しかし、ま〜ず音楽が素晴らしいぃぃ!(≧∇≦) 坂本教授はほんとに天才ですね。 ポイントとなるシーンにはまずこの素敵な音楽が流れてくれるのですが、 音楽がかなり雰囲気を盛り上げてます。 役者としての坂本龍一はしゃべりがひどいけど(何言ってるのかわからない場面多数…(- -;) 綺麗なスタイルですね〜 なんか何着ても(っていうか軍服がほとんどですが)身体ラインがシャープで腰がキュッとしまってるので モードなモデルさんみたいな高貴さがありました。
デビッド・ボウイも美しいなぁ。 学生の役してるとこは無茶ありすぎですが(笑) それを考えなければ普通に美しい… まさにヨノイ大尉を魅了する魔性の美貌。ほれぼれ〜
北野武を映画に目覚めさせたと言われる本作ですが、やっぱりたけしは光ってるなぁ。 たけしが演じることによって、粗暴だけれど冷酷ではなく純粋さを持つというハラ軍曹が とても際立ったキャラになっていると思います。 やっぱりラストの感動はたけしの力だと思うし。
総評としては、 戦争と言うテーマを重く扱いながらも1度として戦闘シーンが出て来ない。 それでいて戦争の持つ残酷さや、無常さを現しているうまい映画だなぁ、と思いました。 それに、戦争ものの作品でありながらどちらか一方の立場から見てるだけではない映画って珍しいのではないかな、と。 すごく中立的な観点からみたお話な気がしましたね。 見て満足感のある映画でした。
あ〜、映画のCDアルバムが欲しくなる… 主題歌以外の音楽もみんな素敵だったのです(T_T)
でも、DVDの仕様には少し不満が… 一応は邦画ということになるせいか、吹き替えと字幕の選択とかないんですよね。 ところどころに出て来る字幕の文字は見にくい文字だし、 坂本さんや外人さんの発音は日本語しゃべってても、むしろ英語より聞き取りにくいので〜(笑) 字幕で訳して欲しい気がしてしまいました。 なんとかしてくらさい。
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