2005年08月31日(水)  原爆資料館

長崎に行った時に足を運んだ長崎原爆資料館
今回の旅で一番印象に残っている場所だ
私が修学旅行で訪れた際はこの施設を見学した記憶はない
(作られていなかったのか、コースに入ってなかったのか知らんけど)
でもこの資料館こそ長崎で稲佐山展望台に登る前に押さえておいてほしいポイントだと思う

薄暗い館内に入った瞬間聞こえてくる時計の音・・・
音はスピーカーからだが目の前に突然現れる捻れた柱時計
この時計は昭和20年8月9日午前11時2分、原爆が投下されたまさにその時間を刻んだまま止まっているのだ
その時計を見た途端に怖くて怖くて足が前に進むのを拒否したほどだった

熱線でよじれてしまった火の見やぐら、爆風で吹き飛んだ天使像(浦上天主堂)、溶けかかったロザリオ・・・目に飛び込んでくる物に膝がガクガクしてしまうほどの衝撃を感じた
これはまだ入り口付近での私の体験なので
その後、奥に進みもっともっと凄まじい現実を見てしまう

その日、黄昏時の稲佐山展望台に登り先ほど資料館で見たばかりのミニチュア模型そのままの長崎市を望んだ時は胸が一杯になってしまった
こんなに綺麗な風景で空気が清浄でとても心地良い場所の長崎が60年前は焦土と化していたなんて信じられない・・・
被爆された方々に心から冥福を捧げて自然と黙祷してしまった

悲惨な過去があるのになぜか心がとても落ち着く長崎の街
修学旅行の時も慌しいスケジュールの中でほんの少し立ち寄っただけの場所だったが、九州の中で「もう一度来たい」とずっと思っていた
私はきっと最初からこの街が好きなんだろうな〜と思う
生きてるうちにきっとまたここに来るだろうな


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