そうすいの日記
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旅行記です。長いのでまあ適当に読んでください〜 今回はたけやんと私の二人旅。 目的地は岐阜県の郡上八幡町。 朝の連ドラ「さくら」の舞台にもなっているところです(見てないけど) 私の課題のための見学です。水路を見るのが目的でした。
21日午後11時10分、新宿西口小田急ハルク前のバス停から、岐阜までの夜行バス「パピヨン号」に乗っていざ出発。 パピヨン号は蝶の絵がたくさん描いてあるバスでした。 岐阜と蝶になにか関係があるのでしょうか? 夜行バスに乗るのは初めてのたけやんと私、色々物珍しかったです。 座席は一つずつ離れて横に三つ、10列の約30席。 観光バスみたいになってるのかと思っていたので意外でした。 全席リクライニングシートだけど、まああんまり良くは眠れませんね…。 ほぼ満席ということで、利用者は多いみたいです。 いつでもどこでも睡眠オッケーな人には安くていい手段かもです。
22日午前5時30分頃新岐阜駅前到着。 ちょっと肌寒い岐阜の朝。でも最近は埼玉も朝晩は涼しいしね。 5時半起きで少々寝ぼけ気味のまま岐阜駅から美濃太田経由で郡上八幡へ向かいます。 乗った電車は一両編成のワンマン形式。 切符を売ってる駅もあるけど売ってない駅もあって、車中に整理券がありました。 路面電車とかバスのノリですかね。 駅も無人のところが多かったです。 で、のらりくらりと揺られていきました。 郡上八幡はだいぶ奥の方にあるので、結構時間がかかります。 だんだん山間に入っていって、前後左右が青々とした山、なかなか壮観です。 地元の人にはなんてことない風景なんだろうなあ…。 電車はずっと川の横を通っていて、すぐそこに山が迫っているのでトンネルも多いです。
午前8時頃郡上八幡駅に到着。 てくてく川縁まで歩いて、町中に向かいます。 吉田川ではそこここに渓流釣りをする人の姿が。 丁度鮎釣り解禁期間なんですね。 郡上八幡は鍾乳洞から流れ込む川の源流にある町で、その水をかなり生活に取り込んでいます。 水路を整備して、飲み水や生活用水に利用するんです。 町の至る所に水飲み場や洗い場(洗濯とかもここでしてました)がありました。 洗剤もあまり使わないようで、健康的ですね。 小さいお城がある城下町で、趣のある古い町並みが見られます。 山の上のお城まで歩いて登ってきました。 疲れたけど見晴らしが良かったです。 人柱の記録もあって、歴史の古さを実感…。
郡上踊りというのがあって、合計約30日間徹夜で踊るんだそうです。 毎日ではないですが。 町中で盆踊り、川に明かりが映えてとても綺麗なんだとか。 今回は日が違ったので見られませんでしたが…。 踊りは10種類もあります。博覧館で映像を見ました。
朝が早くて疲れてきたのか昼だお茶だと休み始め(笑) しばし川に足を浸して休憩。 水が冷たくて気持ちいい! しかし地元の子供達は元気に泳いでいました。 泳げる川なんて身近になかったから新鮮…。 鮎やイワナがその辺を泳いでいる川ですから、本当に清流なんですよね…いいなあ。
「子供が飛び込む新橋」では、高さ12メートルの橋から子供が川に飛び込むというイベントがあり…うわ、すごいな。 橋の上から川を見てみましたが、私には無理ですね(むしろ泳げない) でも地元の人らしきお兄さんが景気よく飛び込んでました。 ほんとにやるんだ…。
源流の滝まで行きかけたものの、疲れてきたので途中で断念。 山登りは明日に持ち越しにして、ひとまず宿へ。 電車で40分くらいのところにある湯の洞温泉というところの旅館に泊まりました。 宿のご主人が自分で鮎を釣って料理してくれるのだそうで、料理は鮎づくし。 鮎の刺身やフライなんて初めて食べました。うまい〜! 他にも塩焼きや田楽(みそだれがまたおいしんです)佃煮なんかも出ました。鮎雑炊が絶品です。 全部で6匹くらい食べたでしょうか。 課題旅行なのに豪華(笑)
こんな感じで一日目終了。 お宿の夜は川のせせらぎの他はウチと同じような音しかしないので(虫の声)落ち着いて寝られました。 ウチも田舎ですな(笑)
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