だいありー

2007年09月07日(金) ありがとう

本当は送り火は19日頃焚くのだと
言われているけど、ぱんちゃんは17日の
朝に炊きました。
パパはちょっと名残惜しかったのでしょう。
お隣のS君に会いに行ったみたい。

お隣のS君は今年大学3年か4年かな。
そう、前日の日記に書いた車を
ガレージじゃなく、公道に止めている。
公道と言ってもぱんちゃん達の
区画の出入口なので、車の通り道では
ありまへん。
彼は生まれて直ぐ小児癌で、小学校に上がるまで
入退院を繰り返し、何度も死ぬ目に
あっているという。
だから父方のおじいちゃんやおばあちゃんが
S君を不憫がって、可愛がって。
だから今でも孫を可愛がっている。
そしてS君は全く人見知りをしない子で、
優しくて素直に育ちました。
20歳を過ぎても必ず元気良く挨拶をします。
後ろを向いていても

「こんちわ!」

って。
数学が得意で英語が苦手だという。
(彼のお父さん談)
そして、何度も死ぬ目にあっているからなのか、
霊感が強いという。
とっても素直でカワイイので、
ぱんちゃんパパも「S!」と言って
呼び捨てで可愛がっていた。
食道癌で3ヶ月という長い入院生活を
していた時も、ご近所の中で一番早く
ぱんちゃんちの異変に気がついたのも
S君でした。
パパの闘病日記にも書いてあるんだけど、
自分のお父さんに、

「最近、おぢちゃんに会わないんだけど
何かあったんじゃないか」


って。
それでご主人が夜、ぱんちゃん親子が
病院から帰って来た頃に尋ねて来られて、
後日お見舞いに何度か来て頂きました。
その時、彼はまだ高校生で受験を控えていたので

「お見舞いには行かなくても、ちゃんと
父さんが行って来るから」


って言われて来れなかった。
だから食道癌になってからはS君は
生きていたぱんちゃんのパパに会う事は
なかった。
ぱんちゃんパパはアイスクリームが大好きで、
良く小学生だった頃からS君には
「S!アイス食うか?」
と言ってはアイスをあげていたらしい。(笑)
彼には姉がいる。
彼女は高校生の頃、男を家に引っ張り込んで、
家から一歩も出てこなかったし。
父方のおじいちゃんが近くに住んでいて
ゴールデンレトリバーを飼っていて、
両親が共働きということもあって、
毎朝・毎夕来ていたんだけど、
おじいちゃんが来ると男は隠れてしまう。
家の中もそうだろうけど、外でもコソコソ
しているのを見られていた。
だから近所から良く言われるわけがない。
見てないようで見てるからね、ご近所ってのは。
で、この娘は今は結婚して某県に住んでおり、
今は臨月で実家に帰って来ている。
ちなみに、この子は男を家に引っ張り込んで
いる時に、普段は挨拶をする子なのに
男の前だとすかして挨拶なんてしないから
ぱんちゃんから彼氏の前でグサッと
言われた1人
なのでふ。

「普段は挨拶するのになんで男がいると
しないんだろねぇ・・。
普通は彼氏の前だからこそ印象をよくしようと
挨拶するんだろうけど! 普通と逆ぢゃね?」


それ以来会釈はちゃんとするようになった。
そして、パパが亡くなって初盆には、
ちゃんと看護士寮から実家に夏休みで
帰って来て手を合わせに親子で来られた。
だから悪い子ではない。
学習する、反省するということはやっぱり
大切な事だし、言われて反発だけ
するのではなく、ちゃんと行動に移せる子は
やっぱり良い子なのだと思う。
斜め前のクソガキとはエライ違いだよ。


でね、S君はぱんちゃんパパを
しょっちゅう見かけるみたいでふ。

「今、おじちゃんが家に入っていたよ」
「おじちゃんがガレージに立ってた」


と言っては、お父さんに窘められて
いたらしい。
そんなことを言うと嫌がられる(お前が)
とかなんとか言って。
ぱんちゃんは霊感が無いから見えないけど、
パパは居るという事は判ってる。
心配なんだと思う、ママとぱんちゃんが。
男が居ない家というのは何かと狙われるから。
旦那に気兼ねすることなく家に上がり込める
タムロする場となるから。
その中にはこすからい人間もいれば、
浅ましい人間も居るはずだ。
人間なのだからそれは当たり前だしね。

人に集るだけ集ってママに後ろ足で
砂を掛けて行ったY野さんもね!
ちなみにKさんも彼女は悪く思っている。
大人だから会えば挨拶もすれば
立ち話もするでしょうけどね。

そういうことがあるからきっと
パパは心配なんだろうと思う。
気配というか、そういうのを感じる時も
あるしね。


でね。

送り火を焚いたその翌朝。
S君はパパの夢を見たという。
S君は若いだけあって、
そして夏休みということもあって、
夜遊びに出て昼間帰って来て寝ている。
だから昼夜が逆転しているんだけど。
夢の中で、ぱんちゃんパパが

「よう、S!元気か?」

と、肩を叩かれた夢を見たと言う。
それで一家でお線香をあげに来てくれた。
。。。多分、パパは本当にS君に
会いに行ったのだと思う。
息子のように可愛がっていたから。
S君も、おじいちゃん達に育てられた子で、
ぱんちゃんパパに可愛がって貰った事を
良く覚えているから、手を合わせに
来てくれたのだと思う。

ありがとうね。


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