だいありー

2003年02月02日(日) 結婚式

今日は従姉妹の結婚式でした。
ママの妹の子どもの結婚式で
妹の方が先に数年前に既に結婚しており、
子どもが2人。
2歳ともう直ぐ1歳・・・。

彼女の結婚が昨年の9月頃に決まった時、
素直に「おめでたい」と思っていたぱんな。
彼女たちもきっと「ぱんなパパ来れるといいね」
って思っていたと思う。

けれどもお客様に招待状を出す前に
ぱんなパパが歩けなくなって、
「1月は越せない」
と先生に言われていたから、
ぱんなはもう、本当に彼女には申し訳ない程
激怒した。

結婚は相手があることだから・・・。

と周りは言う。
けれども、生涯共に歩む人に
「叔父さん、2月は迎えられないから式はどうする?」
という話が出来ないのはおかしいと
ぱんなは思った。

もしもぱんななら、中止すると思う。

確かに相手のご家族やご親戚にはご迷惑を
掛ける事になる。
けれども、1月に家族を失うぱんなたちに
「おめでとうと言えと言うか!」
と、もう本当に激怒したのは事実。
お客様に招待状を出していない状態なのだから
多少延期するキャンセル料は取られるにしても
大勢の人に恥をかく必要がない。
恥をかくのは相手側のご親戚とご両親だけである。

「私は行かないよ、絶対に。
 パパが可哀想だよ、こんなに苦しんでいるのに。
 もう桜が咲くのも、梅が咲くのも見れないと言う
 悲しみの中にいる家族に対して、冗談じゃない!」

そう、私はママに言った。
叔父(ママの弟)から「結婚式はどうするの?」と
昨年12月に聞かれた時、叔父の前でそう言った言葉だった。
そして、「お母さんも行かせない」と言った。
「そういう訳には行かないわ」
というママに、

「絶対に行かせない。
 刺し違えたって行かせない!
 パパが優先!
 もしもパパが頑張って2月を迎えたとしても
 きっと意識が無いかもしれない。
 もしも亡くなったとしても、悲しくて
 ”おめでとう” なんて言えないよ。
 人の不幸を踏み台にしての結婚式だなんて、
 馬鹿にするなっての!」

と、ぱんなの鼻息は荒かった。
ぱんなの言い分はもっともだと思いませんか?
けれども、実は世間というものはそうは行かないんだよね。
それもまた、判るでしょう?

叔母はね、

「どんなことがあろうとも家が悪いのよ。
 結婚式をわざとこの日にした訳じゃないけれど、
 それでも、家族を失う人にとってみれば
 許しがたい事だと思うから、とにかく謝りなさい。
 思っていただけでは伝わらない。 行動で示しなさい」

そう従姉妹に話したと聞いた。
従姉妹もファックスではあるけれど、ごめんなさいの
ファックスが届いた。
パパが家で寝たきりになってどうしようもなく
大変な時期だった。

ママと
「どうせ残る悔いならば、せめて後悔はしないようにしよう」
を合言葉に、1/7 午前5時39分、静かにパパを見送った。

ぱんなは自分がどうなるのか判らなかった。
泣き叫ぶのか、放心状態になるのか、壊れるのか、
全く判らなかった。
ただ、本当に最後まで親身になってお世話して下さった
看護婦さんや、最後まで看取る事が難しいという病院で
一生懸命に治療し、看取って頂いた先生に
感謝の思いでいっぱいだった。

そして。
あれから約3週間。

とても清々しい思いで今日、従姉妹の結婚式に行って来た。
ぱんなの言い分は「もっとも」であり、
且つ、「理不尽」だったと思う。
まさに「理想」と「現実」という言い分と状態だったのかも
しれない。
従姉妹には「ごめんね」と言いたい。
そして、「おめでとう」

今日のあなたはとても綺麗だったよ。
幸せそうで、とても輝いていたね。


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