今日から出社。 バスに乗ると、いつもと変わらぬ風景がそこにあった。 エッヘンおじさんもいたし、 ペチャクチャと話す騒々しい若い夫婦もいた。 何も変わらない、いつもと変わらない 風景がそこにあって、 けれども私だけが変わっていた。 パパがいなくなってしまったから。
火葬場でお釜のドアが閉まる時、 ママが失神寸前だった。 最後のお別れの時には 普段激しく泣く事が無いママが
「お父さん、また一緒になろうね・・・」
と号泣した。 穏やかに眠っているパパが焼かれてしまう時、 本当に辛かった。 でもパパは、他の仏さまよりも とても多くの骨が残った。 スネの骨は、雪のように真っ白で まるで保健室の骸骨のレプリカのような スネだった。
パパが居なくなってしまったなんて まだ信じられない。 入退院を随分繰り返してたからか、 病院に行けば、まだパパがいるような そんな気がする。
そんないつもの風景に なんだか凄く寂しさを感じた。
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