だいありー

2002年11月21日(木) 乖離と合致

ここのところ、湿っぽい日記で申し訳けないです。
切り替えられないんだよね・・・
普通に凹んでいる状態じゃないんもんで。。。

確実に「お父さん」を失ってしまうから。

積極的な治療が終了しても、今日・明日で
パパが死ぬわけではないので、
今はパパは治療中の時と変わらず
それなりに元気です。
パパには、先生から聞いたことは
話していない。

近年、告知については本当に患者サイドや
医療サイドからも必要性について声が上がっている。
私も告知に付いては賛成なんですけど。

でも、パパは「告知」、「転移の告知」、
「抗がん剤が効かなくなってしまった事」を
ちゃんと先生から聞いて、ショックで落ち込んでも
全て受け入れて来た。
家族も受け入れてきたし、何度も家族で泣いた。
これ以上、年老いたパパに、死を待つパパに
「静かに時を待ちなさい」と
誰が言えるでしょうか・・・。

治療する上で告知を大前提とする
パパの病院の主治医ですら
「なんとなく治った感じがする」
というパパに苦笑しつつ
「実際は違うけれども、折角本人が気分良く
しているのに、ショックを与える必要はないから」
と、先生からそう言ってくれました。

癌患者は、状態と病気の進行が乖離していることが
殆どだと言う。
それが合致した時が、素人である家族や本人が
ターミナル(終末期)を迎えたと悟る瞬間であると。

パパはまだ、自分がターミナルの時期にいると
思っていない。私たちも信じられない。

医学上では既に末期なのに、信じられないほど
パパはヒョロヒョロでも歩けているし、
ご飯も食べれている。

人は遅かれ早かれ必ず死ぬんだということは
判っている。
不老不死なんて薬があるわけがない。
けれども、
「どうしてパパが今死ななければ
ならないんだろう。
世の中には100歳を余裕で超えている人が
たくさんいるのに、どうしてパパは今
死ななければならないんだろう」
と思うのも家族としてまた事実なんだよね。
もちろん、これは命に関る病気に侵された
家族なら誰でもが皆、思うことなんだけれど。
それでも、思ってしまうんだよね。

「合致」する日が
永久に来なければ良いのに・・・。


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