あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2021年03月13日(土) 行けない距離







遠くへ行くと何かから逃げ切れたような気持ちになる、

曇天の 風の強い日

細かな雨粒がはたはたと顔に当たって

ずいぶんひさしぶりに息をしたと思う





だれでもなく

あのひとに

すがることはできないのはわかっていて

だけどどこか逃げ場のように思っていて

だから

死んでしまったらいいと

ひどく

痛む目に花粉症と名をつけてみたりする






たぶんなにも

おそれるものはない

ひきとめるものもない

ただあのとき

あのとき

明け方の部屋でどこへも行けなかった自分を恥じていたりする

さよならを 言えなかった自分を責めていたりする

ただ遠くへ向かう

少しずつあのひとが遠くなる















↑逃げ切れるかはわからないけど

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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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