第十二章【傾慕】

2020年10月17日(土)

虹天外伝の第十二章、公開。

このところ台詞の占める量が上がっているなーと結構前から思っていて、
でも実際に公開するところまで行き着くと、あ、そうでもない?ってなり続けていたんだけど、
今回は、度重なる推敲(加筆)を経ても、バランス的になかなかに台詞おおかった!改行が増えてファイルサイズの割にスクロールバーちっちゃくなってうおってなる!

具体的には橙赤が、もーなんだろね。二人にさせてみたら(べつにはじめてではない)めちゃ喋る。地の文が野暮になるくらい会話しまくる。黙ってくれない。
ちょっとさすがにどうしようかって、ちょっと思った!
VD時代に台本を書いていた頃みたいだーって、思ったよ。ふふ。
ふたりのシーン、当時の優菜さん(那赤のCVさん)に未来から持ってってプレゼントしたい。おまたせしました!!ってしたい。当時だから別に大して待たせてない。
喜んで頂けるかなあああ、あうう。(うぬぼれさんっ!)

小説版は、台本にはなかった地の文で書き込むということをめちゃ楽しんでいるんだけど
あまりにも台詞としての会話が少なくても、リアルタイムのやり取りによる臨場感みたいなのが薄れすぎるなあって、思ったりもするようになっていて
ひとのことを思ってごちゃごちゃするのも良いけど(良いのか?)、その場での瞬発力によるひととのやり取りで浮き上がるものもあるから
まあどっちも精進な訳です。

百合とNLが思い切り混在している時点で、こだわりつよめに見るなら節操なしなんだけど
(べつに現実を見せたい訳じゃなくて、それぞれの主張がね……?)
そういう作者によって一番被害をこうむっているのは、当人に両方の要素がある那赤な訳だけど
今回で、上手い感じに、納得して頂ければ……。と、思ったり……。どうだろう……。

百合好きとして、男子の代替が相手の女子みたいなことはぜったいにしたくなくて
勿論逆だって失礼すぎるからしたくなくて
代わりじゃ、ないんだ。
(こだわり。)

VD版でCVさん募集をした時には、那赤の百合っけというか憧れ要素は全然情報として出していなかったんです。何故なら本編には出て来ないから。
その後有り難いことに、キャストさん方とのやり取りによる盛り上がりとか後押しとかもあって、本編から続けて番外編も制作することになって
わたしの中で那赤編だけは元々設定としてあったものだから完全に必然として書いたんだけど
CVの優菜さん(わたしてきに)めっちゃNLのひとだから本当申し訳なかった!!那赤さんいきなり思い切り百合!抵抗なかったら良いんだけどっ……!!(いまさら)
当時、那赤編の那赤の感情に、台詞に、自分のリアルの気持ちそのままだった、ってすごく共感を寄せて下さって
イヤたぶん、那赤の梢関連の感情を、上手いことNL的に(もっと広く?)変換してシンクロして下さったんだと思うんだけどね?
ともあれ、物凄く有り難かった。那赤本人もそういう優菜さんに演じて貰えて喜んでいると思う。(?)

わたし(の中の那赤)にとっては極自然の流れだったけど言ってしまえば所詮想像で書いただけの感情が、なんかちゃんと生々しく本当にあるんだってちょっと驚いた。
……冷めてて血肉が足りない的に否定的になるべきか、自分の気持ちがガチモデルじゃないとして肯定的に取るか、
いや自分を土台にした創作の全てが悪い訳じゃないとは思うけど、わたしも、良くも悪くもやったりやっちゃったりするけど、ああああ。
でも結果として想像にリアル感があったということはかなり嬉しい笑。わーい!
外伝でちょいちょい触れている、昔、凛に嫉妬をしていた頃の、というエピソードです。
(優菜さんが共感して下さったのは嫉妬心ではないよっ。しあわせなだけの憧れでもなく、もっとひりひりしたやつ。。)
元々あった設定だからか多分いちばん物語としての芯が濃くて、
完成してみるとVDとして映えるにはそれが全てではないんだなって思ったんだけど
(適当感有り有りの、薄っぺらい筈のかるーいパロディが、音的にもう映える映える。編集してびっくりした)
那赤編を読んで、きいて、すき、良いって言って下さったキャストさんとかもいらしたから、嬉しかったなあ。

わたしにとって百合ってイコール精神性のもので(そっから飛び出たら百合+って感じ(?))、那赤編もそうなんだけど
とはいえ全体に渡り百合感情が当たり前にしかもシリアス面としてがちすぎたので
公開時に、これってもしか警告(というとなんか異様だけど)みたいの要るのかなー?!なんて血迷ったりもした思い出。笑
なんか単なる憧れ感情でもさ、にがてなひとは苦手かもなって、思って。
とくに、百合ジャンルが男性受けの方が良いのだとしたら(いまだにちょっとよくわからない)、VD界って女性の方が多いと思うし、難しい。

胡夢が(当社比的に)受けたのはバッドエンド中二病が良かったんだと思ってるんだけど、
対してエアトがあんまり跳ねなかったのは、百合需要が薄めなのも要因のひとつとしてあるんじゃないかなーとか思ってる。
わたしも、女子ってそんなきれいじゃないよ。。がわかるようになってしまったので
(なんでだろう……。自分がそうだから周りもそうに決まってる、ではないよ。。認識するようになってしまった……。)
言うて二次元なんだから、みたいな勢いが前よりも減ってしまった近年。
例外はあるし、例外という程にめちゃ少ない訳でも多分ない気もするし、そういう例外的なものに出会うと嬉しいんだけど、むーん。
百合萌えが減ると男の子になりたくなる。
リアルではない。二次元男子になってわたしがゆるせる女子を愛でたい(何様)。あれけっきょく女子愛でるの?
よーするにじぶんがきれいでいたい。与える側でいたい。救助を待ってたくない。
の割に参加作品振り返りで当たり前に女性目線できゃーきゃーしてたけど。じかくしてる。。肯定出来る理屈はあるけど理屈じゃない気もしている。。
大体、声になっちゃうとだって、圧倒的だもんなー。
わたしの声帯から(わたしのすきなタイプの、いやすきでないのも勿論そうだけど、)男性声優さんな声はどう頑張っても無理だもんなー。(当然)

むかしは、女子だけがきれいだと思ってた。
さいきんちょっと逆気味。(夢見すぎ)
同性にきびしい女子にはなりたくないのに女子が夢を見せてくれない!(逆切れ)
まあ今でも、苦手な感じのおとこのひとなんてちょっと探せばごろごろいるだろうけれども。わざわざ探しに動いたりはしないけれども。
というかなんの語りだろう逸れ過ぎた。
性別にこだわるのは、性別に躓いてしまうから。二分化よりも個性だと言う前に、現実って確かにあるでしょう。

……困ったな、いちおう外伝の話に戻って終わろうか?(既になかなか長いけど。。)
前回がでれ凛で、今回はでれ流だなーと、思った。
なんかね、いつからかわかんないけど、もうほんと、ラブコメなの?!ラブコメなの?!ってなるよね。ラブコメってなんだっけ?
らぶは、森だけでは、なかった……。。
もうすっかり白ゆづきです。(あれでも)
メンタルがあれな時、白ゆづきによるじぶんの浄化じゃなくて黒く黒く浸かり込んでしまいたい時は、胡夢を小説化するならーというメモがめっちゃはかどります。
胡夢はお披露目した自作のなかで唯一の黒ゆづきです。(あれでも)
外伝も導入は凛が病み病みしているから暗いんだけど、もうここまで話が展開しちゃうと。。
茘枝がシリアスると重ったるくなるけどそれでもやっぱり全体イメージとして、やっぱり虹天なので(?)、ライトサイド。



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