ラのつく日記

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2016年03月01日(火) 性格

私の姉はとてもやさしい人で、何度助けてもらったかわからない。
うちの家族は表向き温和で、みんななんとなくやさしい雰囲気をかもしているけど、姉のやさしさは特別だ。
姉は本当に思っていることしか言わない。
相手に合わせて、言葉を選んだりしない。
勇気があるし、「人の目」に本来的にしばられていないんだと思う。そういうところは、母に似ている。
どんなことも真剣に考えてくれて、思うことを言ってくれる。
だから信じられるし、なんでも話せる。
まわりからの信頼も厚いよなあ、と思う。
私もとても尊敬している。

私は思っていることを基本的には人に言わない。
内面を知られるのが嫌だと思っている。
そのぶん親しい友人、姉と母にはとめどなく言ってしまうことがままあって、いつも申し訳なく思う。
ほんとはわかってほしいしたくさん聞いてほしいけど、臆病で思うようにできない。
たいていの場合は、相手が言ってほしそうなことだけ言ってる。
自分のそういう性格をはっきり自覚したのは、会社で働くことと、あとは飲み会の経験から。

会社で一緒に働く先輩でこちらを困らせる人がいて、困らず働くためには彼女に安定していてもらう必要がある。だから時々話を聞いて、彼女の聞きたいと思われることを言う。本心がゼロじゃないけど、目的のために言葉を選んでいるなあという自覚はある。そのことを申し訳ないと思うけど、相手にも見透かされているんだろう。
それでもこのやりとりが必要なんだから、彼女がかわいそうだと思う。そう思う私の心が一番、嫌悪されるだろうけど。

飲み会は試行錯誤の実地トレーニングで、最近やっとこうしてればいいなっていう型を覚えた気がしてて。
どうするかって、その場を盛り上げるために参加している人たちの話を必死で聞いて、先読みをして、この話題ならここが合うかも、そっちならそこで話してもらうのがいいかも、と思って話を振る。必要と思われる範囲で、自分のくだらないようなエピソードも話す。はい、ごぞんじ非モテの張り切り幹事タイプ。
飲み会が盛り上がって、じゃあ1対1で飲もうかってなってもしばらくは、相手の聞きたそうなことだけを言う。同じように、本心がゼロじゃないけど、言葉は選んでいる。親しくなりたいときは、それが本心になるし、心から相手がどうでもいいときには、言葉選びは無限にできるような気がする。
親しくなりたいときは、自分のことをうまく話せなくてもどかしくもなるわけですが。齢33で社会経験足りなすぎ。

ある程度「調子がいい」のは昔からだけど、自覚的になったのはここ最近。
母にどうしてこうなったのかなあと言ったら(おもに先輩案件で)、「性格でしょ」と一言で終わった。
どうやらこういう性格だった。

姉のようにやさしくなれないけど、とりあえず自分のやり方でまわりの人を大事にする。そうやって、親しくなりたい人と、距離を縮める。


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