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MerryMakers
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2005年08月24日(水)
まるで高校時代

の登校拒否のように明日が嫌です(暗黒の学生時代)

明日、後輩の芝居の仕込みなんですよ。照明。
ほんの一年前は、たぶん楽しみにしていたことなのに、今はバイト先の仲間に「だったら此処(バイト先)で十二連チャンのがマシだよ!」と愚痴ったくらい嫌。明日の朝お腹痛くなりそうなくらいね!…まじに熱でも出ないかな。でも、よしんば熱出ても、明日行かなかったら確実に仮病だと思われること必至だから、それも無理か。はあ。

嫌だなあ。
べつにサークルに不義理をして、居心地わるいから嫌なんじゃないの。そもそもサークルに不義理をする原因になった嫌悪感、拒否反応がこれなんだから、だから居心地わるいとかそういうのは関係ない。もう私はあの空間が嫌なの。
高校二年から三年に、ぜいぜい言いながらようやくあがって、三年になった途端に行けなくなったのと同じで、今年の三月公演をこなしたのが私の最後の忍耐でした。

だめなの。
芝居という表現方法、観るならオズもプロデュも物凄いって思う。確かに文章ではできない表現というものがある。リアルなパワーは私を圧倒してやまない。
認められる。
でも私はその作り手にはなれない。本当は心底作家になりたい私の中途半端な自尊心が、芝居表現を最高と信じて作り上げてく、その団体に入れない。
協調性に欠けるってのはあるんだろうね。
だけど信じてるものが違うっていうのもある。
私がちゃんと「作家」だったら、芝居も楽しめるのかなって思う。
作家さんで芝居にも打ち込んでるひと、たくさんいるよね。

……わかんない、私が協調性に欠けるおまけに自意識過剰で狭量なだけかも。
そういわれても否定できないし、する気もないけど。

でもこれが後付けの言い訳じゃなくて、間違いなく自分の本心だってこと、私だけが知ってる。
芝居なんかより、文の統べる領域は広く深い。虚構の文はリアルに勝るリアルを作るよ。
絶対に、負けない。
私は自分のちからでそれを証明できるようにならない限り、本気で芝居を作ることなんてできない。

……それはともかく明日だよ。
嫌だ嫌だ思いながらローソン入ったら、ついヨーグルト二つにアイスにイチゴラテ買ってしまったよ。今夜一つ食べて、明日行く前に色々食べて心に栄養つけてくねん。
はっきり言って朝九時から夜十時までって、ありえないくらい体力的にも辛いからな。ストレスにはスイーツ、基本だろ。
一時MAXに届きそうになった体重も徐々に落ち着きつつあるのに、いいのか?っていう感じですが…甘いもんでも食べなやってられないっつーの!(笑)

ふふ…頑張れ自分。


あとついでに、いい加減部屋かたづけろ自分(唐突)
今部屋すっごいんですよ。生ゴミとかはないんですが、書籍原稿書類などがいいだけ散らかり尽くし、文字通り足の踏み場がない。歩くと絶対なんか踏んでる。

……面倒臭いけど、やらんとなあ。
洗濯もしたいなあ。
でも明日から台風?なんですよね?
洗濯とかしてる場合じゃないよ(苦笑)

あー…もう溜め息しかでない。
あかんなあ。



2005年08月18日(木)
プロデューサーズ!!

今二回目の観劇を終えての帰り道。

めっちゃくちゃ楽しいっ!
ありえない!楽しいっ!!

前回は三列目で…たぶんそのせいが7割と、あと3割はやっぱ眠かったのもありつつ(汗)、楽しさが損なわれてたんだなって今はわかるよ。
ていうかね、正直前回は歌声の半分オケにかきけされてたから(苦笑)
表情を肉眼で確認できたのはセンター三列目、だけど楽しかったのは今日。六列目上手。多分もっと後ろのがもっと音響環境は良いはずだよ。
あー、あれだね。
ミュージカルは近さじゃないね。ミーハー的には近いほうがうれしいし、それで楽しめるひとは楽しめるのだろうけど……やっぱさあ、せっかくミュージカルなんだから歌聞きたいじゃん?ダンスは全体みたほが絶対その良さは違うって。

楽しかった。
文句なしに。

オズは…、楽しかったけど切なさで胸が詰まって二回目が観られなかった。もう一度が怖くて言えなかった。プロデュは……観たい。まじでもう一回観たい!あの楽しさ、たまらんね!
ヒトラーとドイツがは〜るのひ〜って歌いたいし、あのーひオレはきんぐっ!ての観たい♪
いやいや、いのさんかっこいいっす。ローヤのシーン、最高よ?
いのはらよしひこさんがやった役で一番好きかもね。やや、いのファンには別の視点(トイヤーとかハンブルとか?…私ハンブル観てないですケド)
気弱なレオを悪の道(笑)にひっぱりこもうとするアジテーターの顔や、プロデューサーの顔、おばあちゃんずに色男ちっくな顔と…「あの顔」が忘れられません(笑)
ていうか、キングソング(パンフ買ってないからタイトルがわからん)が好きだわ。あとローヤでの一人芝居、プロデューサーズ1幕のおさらいも(笑)

そしてそして、長野さんですよ。
彼のダンス、最初に観たときも思いましたが、今日注意深く観ましたけど……やっぱり踊り方が坂本さんだよ(笑)
いや、同じように坂本昌行を観てきた(ミュージカルの先達として、仲間ですでにミュージカルの演者として定評を得ている坂本昌行は、善かれ悪しかれ意識せずにはいられんだろう)はずの井ノ原快彦は全然そんなことなかった。とりあえず素人目には。
長野さん。
素人目にもわかるよ。伸ばした手の、あの指先、腕の曲げ方、肩の感じ……坂本さんの癖が出てる。

今舞台にいない坂本さんの癖が、舞台で踊る長野さんに出てる。
ちょっと……恥ずかしかったです(笑)
まるでのろけられてるみたい。これはね、ちょっと坂長的にはやばいくらいツボですよ。表現者としてのプライド高くある長野博が、真似しようと思ってやるわけないじゃない?
そりゃ参考にはしただろうけど、コピーしようなんて思ったはずがない。
ということは、無意識の領域なんだよね、きっと。
他人の癖を自分の癖にしてしまえる長野さんの、順応性の高いさは脅威だと思います(マジ)
個性がないんじゃなくて、いつでも「白く」なれる。それとも、長年傍にいる坂本さんだからこそ移ったの?(笑)
でもデストラのときはときで、ウィラード…は私が書いたオマージュの主人公(汗)だから…、クリフォード!
うん、あのときの長野さんはクリフだったし、その前(…はキッズだけど、キッズは飛ばして)のフォーティンで観られた癖(学校へ行こうのロケ中とかでも出てたのに)はなかった。
となると前者?
わかんないけど…どっちにしろ凄いよ。うん。
長野博万歳。

高音の美しさと、音を切ったあとに残る声の、なんとも言えない繊細な色気がたまらん。
いや、ミュージカルとしては、もっとうまく歌を終わらせないといけないのかもしれないけど、長野ウ゛ォイス愛好者としては腰砕けポイントだから。

いやー、良かった。

ほかにも色々言いたいことあるけど、携帯からで打ちにくいからまた今度。
一言つけたすなら…、彩輝直さん観てたらまたヅカを観たくなったよ(笑)
オズのリカさんもそうだけど、凄いきれいに女優さんしてるんだけど、歌…とくに歌の声張るとこにヅカの名残を感じてトキメクのだ。
ふふふ。
まー、そんなあれこれもまた今度。次パソいじるときに時間があったらね(なさそう…/汗)