今日見た夢もなんかリアルで起きたくない夢でした。…いや、夢で良かったのかもしれないけど、覚めた今となっては、あんだけ密度濃い人生ならあれが現実でも良かったと、そう思うのです。
といいつつ、夢はやっぱり起きたら断片的にしか覚えていません。
脱北する夢、でした。 あんま迂闊にこういうこと書くと、リアルに渦中にいて苦しんでるひとに対して失礼なのかもしれませんが、夢っていうのは脳みそが持ってる記憶が無作為に投射されるものなのだから仕方がない。
だから脱北するいうても、まんま北から逃げるっていうわけじゃなくて…ああいう感じの、逃げられない国家から逃げる、というか。
断片的だけど覚えてる。 ぎりぎりのところで、仲間を置いて自分一人の安全しか考えられなかった自分。その仲間が、同じサークルの同学年、泣かせた一人と今も仲良くしてくれてる一人だったのは偶然じゃないかもね。
そこまでして逃げたのに、逃げらんなくて死ぬって思った。 いやあ、あの感覚は怖かった。 すっごい現世に未練たらたらなのね、自分。やりたいことが残ってるから死にたくない、じゃなくて、この先の未来を見られないのが怖いの。言葉でいうと陳腐になっちゃうんだけど…、怖い、死にたくないって、あれはほんと夢で良かったかも。
なんか、逃げようとしてもことごとく叶わない絶望的な感覚はすごかった。最悪でした。夢だから、やっぱり今思うとシーンの飛躍はあったように思うんだけど、現実としか思えなかったなあ。
こういう現実みたいな夢をみるたび、現実よりも夢のが良いって思う。まじめにね!
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