昨日でリサイクルブティックのお店でのアルバイトは終わりでした。 最後だと思ったら、なんだか妙にやる気が出て、値札を二千枚作ったりとか、地味にたくさん仕事をしました。 最後だったので、五百円の安い菓子折りを渡して「お世話になりました」と言いました。 そしたら。 店長のお母さん(この店は家族経営)から、ネットショップの方で売ってる高いネックレスを貰ってしまいました。 店長から、餞別にと五千円も頂いてしまいました。
…喜ぶより先に、どうしようって動揺しました(苦笑) 餞別、千円なら普通に感謝できた。 でも五千円も貰ってしまうと、確かに助かりはするのですが、申し訳ない気持ちが先にたちます。心底まじめに働いてたわけではない、というのが多分大きい。というか凄い適当だったし。 思いがけず手渡された「感情」が、思ったよりもあたたかくて優しかったから、動揺したんだと思う。
社会人の常識で五千円は「少ない」のかもしれませんが、私にとってその金額は重い。 そのお金を眺めながら、大人の、年少者への振る舞い方とかいろいろ考えました。
凄い良いひとたちと出会えたし、良い関係を築けた十か月だったと思った。私はいい加減な人間で、辞めたバイト先にその後行けないような辞め方をすることが珍しくないのですが(……冷汗)、この店にはまた遊びに行くだろうなと思う。多分そういうのが人として正しいと思います。
というわけで今日はお惣菜屋さんの初仕事でした!
んと、久しぶりにちゃんと仕事してました(苦笑) 三時間だけだったのですが、今日は接客のみ。 狭いけど綺麗な店内を訪れるさまざまなお客さん。 若いお母さんと小学生くらいの女の子、の二人連れに、自分と自分の母親を重ねてなんともいえない気持ちになりました。
なんというか… 母恋し、みたいな(笑)
父親に比べるとやっぱり母親の記憶ってつよいな、と思い、それからの連想で、私はやっぱり自分が子育てするなら、せめて小学校にあがるくらいまではつきっきりでいてあげたいかな?と思いました。 や、だって、最近、女だって仕事したい!育児に自分ばかり犠牲になるなんて!というのを聞きますが…確かにそうなんですが、その通りで、子育てが総てで子どもしか生きがいのない人間なんてどうかとは思うのです、が。
自分のなかで母親があまりにも絶対的に大切だから、それはひとえに幼い頃に、母親が自分の時間と引き換えにでも側にいてくれたゆえだと思うし…そうなると父親って損だなと思うのですが。 アレです。 要は私、自分が旧来の父親的立場になりたくない(笑)
今まで、母親と子どもという表現に現わされていた「強い絆」「愛情の根源」みたいな関係性は、男のひとが育児に参加したりして(主夫っつーことですな)、逆転する家庭も増えてくると思うんですよ。 「亭主元気で留守が良い」の反対が言われたりとか(笑)
私はとりあえず、子どもとはベタベタな感情の絆きずきたい派なんで、子育てはちゃんとしたいなーと。
お惣菜屋さんのバイトしながらそんなこと思ってました(尻すぼみに収束)。
あーあ。 なんか話ずれたなあ。
ま、いっか。
しかも私、マイノリティなくせにね。 でも子ども欲しいよ。
……なんで子ども欲しいのかな、私。
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