久しぶりに面白い本を読みました。 山本文緒の恋愛中毒。 これを読んで、私は昨晩眠れずに考えいたことが無為だということが分かった。 昨晩私は、小説を書こうとして、だけどどれだけ悩んでも通りいっぺんの設定しか出てこないことに、切り口の斬新なストーリィを思いつかないことに途方もない無力感を抱いた。私には無理なのかと諦めた。 けど、違った。 奇抜な設定なんかなくても、ほんの少し視点を変えて、あとは筆力次第でいくらでも面白い本が書けるのだと今日知った。 いつのまにか私は、自分のサークルでやってる芝居がそういう、ファンタジィ色が強いものばかりだから、そういう話が組み立てられない私は駄目だって思い込んでいたみたい。
足りないのは純粋に筆力だと思う。 あと構成力とか…。 とりあえず発想力に関していえば大きく劣るものではない、と信じたい(笑)
いやあ、しかし面白かったっす。 恋愛中毒。 やっぱ読書はいいね。時間を忘れる。 一日一本芝居を観ようと思っても、なかなかテレビ画面を見続けるのがつらくて達成できないのに、本はそうじゃないのね。 息をするように自然に読める。それはとても素敵なことです。
どうでもいいけど、風邪が治りません。っていうか、今日三月公演の顔合わせのために外出したら、またわるくなった(汗) 咳がとまらないので、芝居観に行くつもりだったのを一つキャンセルした。 二千七百円の芝居を無料で観られるチャンスだったのに、惜しいことをしました。
まったく。 日曜には夜行バスで実家帰るのに、大丈夫かな自分。
|