妄想穴倉生活
ヒナコ



 ぐりぐり

ファンタのCMは
どうしてあんなに面白くなっちゃったんだ。
大好きだ。

さて今日も医者へ行きました。
軽い軽いと思っていましたが
右膝の腫れがなかなかひきません。
膝の皿の上に血溜まりが出来ちゃっているそうです。
それでヒザが腫れて、曲げられなくなっているわけです。
「1回血を抜いたほうがいいかもしれない。」
「でも、触ったカンジもう固いから抜こうとしても抜けないかも」
今日先生は、そんなことを言われました。
血を抜いたら早く治りますか?じゃあ抜いて見ましょうか。
そんな話になりました。
で。どうやって血を抜くかと言うと。
おわかりでしょうが、ぶっとい注射を膝にぶっさすのです。
そんでちゅうちゅうと吸い取るのです。
私…てっきり麻酔してくれると思ったんですけどねえ…
先生は「寝てていいよ」と言いました。
私は「いや、見てますよ」と言いました。
看護婦さんは「強いわねえ」と言いました。
え?とか思ってたら、先生ったら
持ってた注射を間髪入れずぶっさしました…!
きゃーーーーーーーーーーー!!!
いてぇぇぇぇぇぇぇーーーー!!!
しかしどうです、やっぱり血は固まりはじめていて
なかなか注射の中に入ってきません。
入ってくる血もドロリとしていてとても病的です。
「うーんなかなか出てこないなあ」
先生は針をグリグリなさいました。
腫れてる部分をモミモミしました。
血ダマリをほぐそうというお考えなのでしょう。
腫れをぐりぐりモミモミ、針をぐりぐり、
注射のピストンもぐりぐりなさいました。
先生はたくさんぐりぐりなさいました。



泣きそうでした(涙)
でも大人なので我慢しました。

しかし結局血は固まりかけていて
ろくな量は出てきませんでした。
「残念だったねー。もうちょっと出てくると良かったけどね」
先生は爽やかに笑いました。


ぶっころす、とおもいました。



2003年06月11日(水)



 ご心配おかけしました〜(汗)

いつもはまったりしているBBSに
一杯励ましのお言葉を頂いてしまった…!!
うう、有難うございます。
そしてご心配お掛けしてすみません(汗)
書きっぱなし、フォローなし日記でゴメンナサイ。
なんか無駄に心配させてしまったようで反省です(汗)
私はこんなに元気です〜もう大丈夫です〜(゚∀゚)/

交通事故、というとびっくりさせちゃいますよね。
私もびっくりしたんですが(笑)
ホント思ったより軽かったみたいで
あと1週間くらい通院すればいいらしいです。
良かった良かった。
むしろ、こんなに皆さんに心配してもらったのだから
全治1ヶ月くらいいっとかないとヤバいだろ!
くらいの勢いで、ものすごく元気です(は?)

先生も「治り早いねー鍛えてるでしょ?」と言ってました。
鍛えてませんよ先生!むしろこの数年は引きこもりで…
運動とか本当に全然してないので…
…あれか…肉布団のおかげ…か…な…!!フフっ…!


昨日は念の為、頭をCTスキャンしてきました。
まあ、頭はやっぱり一番心配な部位なので
本当に念には念をというヤツです。
私が担ぎ込まれた病院は小さめの個人病院で
CTスキャンの設備がなかったもので
紹介されていそいそと出かけていきましたよ。
それで頭の輪切りを撮ってもらって…
「これを持って午後からいつもの病院へ行ってね」と
輪切り写真を手渡されました。


…い…
いけないことかもしれないんですが…
私…一度家に帰って…それをコピーしました…!!
ごめんなさいごめんなさい!
だってめったに見れないものだからサー。
でも他人のものじゃないから、いいと思うんだけど
本当のトコどうなんだろう??
いや、ダメなら処分するから…!ホント!
…でも、結局綺麗には撮れなかったんですけどね。
細かい部分は潰れちゃって、
ほとんど真っ黒になっちゃいました。
くそー。
あれ、欲しいなあー。とても綺麗だったんですよ。
見てもらった結果、まったく異常ナシとのことなので
あれ、多分そのうち廃棄処分だと思うんだー
もったいないなあ…ダメかなあ…
(駅張りのポスターじゃないんだから…)

それに、前日に「力石×ジョー萌え〜」とか言ってたので
よし、いつも通り!ってことで
脳に異常がないのは解っていたしね…
(もともと異常っていうかね…
…良かった!写真には写らない異常で…)

私は今回色々珍しい体験をしたので
写真をたくさん撮りましたよ!
通院先で漫画家だとバラしたので
看護婦さんに頼んで患部もバッチリ撮って貰いました♪
松葉杖をついてるところと松葉杖そのものも撮りました。
(ちなみにもう自立歩行できるので松葉杖は返してしまった)
あーこれが「勉強しなさい!」を
描く前だったらよかったのに(笑)
あれの松葉杖やら病院やら、
資料集めも結構大変だったんです。
資料はいつでも探してる!
今はネットがあるから、ホント楽になりましたけどね。

あー明日は警察に行かねばなりません。
ケガより、こーゆーことが面倒くさく大変ですね。

2003年06月08日(日)



 一体なんの罰なんだか

昨日のことです。
私は怒涛のスケジュールを乗り切るため、
この1ヶ月というもの不眠不休で働いていました。
その山場のラストにあたる仕事をようやく終え
原稿を持ってバイクに跨りました。
新幹線便に原稿を乗せるためです。
私はちょっと浮かれていました。
これを出してしまえば史上最悪のビックウェーブは去る。
漫画三本とノベルズ1冊とエッセイ一本。これを1ヶ月で。
絶対出来ないと思っていたのに。
落とさずにすんだ…!!!
落とさないなんて当り前のことだけど
ホントにやばい、もう無理と何度も思ったから。
私は見事乗りきった!私偉い!私結構頑張った!
サーファーさながらスケジュールをジェーンなどと呼び
今年のジェーンは手ごわいぜ…。などと呟いてみたり。
ひとつふたつと波を越え波に乗り
「ジョニー!あんたスゲーよ」そんなセリフに
真っ白な歯でVサイン。きらり。そんな気分。

寝不足と浮かれ気分でラララ。確かにそうでした。
とにかく早く原稿を出してしまいたかったのです。
交差点で私は直進しました。
特にスピードは出ていなかったと思います。
その車は左折してきました。
気付いた時、既にブレーキは間に合わないタイミングだったんです…


そうです、私ははねられました…!!


飛んだ、というほどではありませんでした。
転がった、が正しいでしょう。
それでも全身と、頭を打ちつけて
しばらくは立ち上がれませんでした。
まず思ったことは「やべえ!間に合わねえ!!」です。
ただでさえ、もう随分〆切を猶予していただいていました。
10:30までにこれ(原稿)を出さなければ
午前の便には間に合わない!
ドライバーさんの
「大丈夫か?大丈夫か?」の声が聞こえます。
救急車と警察のサイレンも聞こえてきました。
冗談じゃない!体は元気だ!
転がっただけなのでオオゴトにしないでくれ!
それより私を解放してくれ!
このまま駅へ向かわせてくれええぇぇぇ!!
私は立ち上がって元気なのをアピールしつつ
そんなことを叫んだと思いますが、
周囲の大人達(って私も充分に大人なんだが)は許してくれず
おまけに動揺して
原付のメット入れるところにキー入れて閉めちゃうし
救急車の乗務員の人にレスキュー(キーを)してもらったりして
もうどうしたもんだか…

しかし結局なんかだんだん体がおかしくなってきたので
観念して救急車へ。
とにかく出版社に連絡。午後の便で勘弁してもらう。自宅で私が戻ってくるのを待っててくれたアシさん達にも連絡…
終わったら皆でご馳走を食べに行く約束で
楽しみに(特に私が)してたのに…
ごめんねごめんね。凄まじく恥ずかしく情けなかった。
友人アシさんのほうが慌てて病院まで来てくれて、
手続きや事故車(原付)の回収など
すべて手を打ってくれました。
本当に有難う…!!お世話になりました。

その後、怪しい箇所を全てレントゲン撮ってもらいました。
修羅場明けで相当こ汚い格好だったので
それも凄まじく恥ずかしく(涙)
あちこち裂傷などはあったのですが一番酷かったのが右膝で
あれよあれよという間に
どんどん腫れてきてまさに倍々ゲーム。
これ、なんか産まれるんちゃうか…などと
心でわが膝につっこんでみたり。
こりゃー皿のひとつもやっちゃったかなーと思いましたが
幸い骨にはどこも異常はありませんでした。
交差点でどちらもスピードが
あまり出ていなかったのが良かったんですかね。
最終的にケガは、一番ひどいのが右膝。あと右肘の打撲と裂傷。
左脹脛に裂傷。首をちょっとひねったのとあちこち小さく打撲。
昨日は右膝が腫れすぎてて
ちょっと曲げるだけでも激痛が走って
松葉杖ついても1m歩くのがやっとでしたが
今日は腫れも多少引いて、
こうしてネットできるくらいは回復しました。
とりあえず、右手と原稿が無事だったので良かった!

ジェーン(スケジュール)が一段落して、
ようやくちょっと遊びに行ける!と喜んだ矢先に
引きこもりに逆戻りです。ぐふん。
どっちにしろ明日からまた仕事なんですけどね…フフ…

いっそのことあのまま…!!…いや、言うまい…

2003年06月05日(木)
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