夢中夜
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***この間は夢***ほかは現実です、たぶん。
*** ビルの最上階の本屋は、深夜も営業している。 他のフロアは真っ暗になっている。 暗闇から父が出てきて、早く帰れと怒った。 ***
気がつくと、コビトが髪の毛をギュウギュウ引っ張っている。 いつもは夢なんか忘れてしまっているけれど、今日は珍しく覚えていた。
どうってことない風景を前に、シャッターを切った。 その瞬間、時間も、風も、陽射しも、止まった。 心がさらわれるような解放感。 こんな感覚、どれくらいぶりだろうかと考えた。
*** 男の人がいて、洋館みたいなところへどんどん入っていった。 走って後を追うけれど、男の人は一心不乱に階段をのぼってゆく。 とうとう屋根裏部屋まで来てしまった。 古ぼけた本がたくさんあって…、それ以外に特徴のない小部屋だった。 男は、ぱっと振り返って、「こんなところまで来たのか」と言った。 ***
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きみの星はやみの夜に輝いている
(Carl Hilty)
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