夢中夜
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***この間は夢***ほかは現実です、たぶん。
「って、あまり読まないんだ」 と口にした時すかさず 「センチメンタル、でしょう」 とa本さんが言った。 だからというか、少し読んでみようかと思って、研究室の書架から高村光太郎の詩集を取り出した。
*** 夜の無人駅。 遠くから線路の上をサーチライトが滑ってくる。 ライトはぐるぐると周囲を照らして偵察し、ついに不審者を見過ごしたまま滑っていった。 ***
「その後、犀星読んでいますか?」 という暑中見舞いがS先生から届いていた。
金魚が読みたい。
*** ふとんで窯を作った。 ふとんは暑くなってちゃんと土を焦がした。 ***
| 2002年08月06日(火) |
赤裸々になる ジャン・コクトー |
私たちは、食べる以外に何をするでもなく 音楽と共に融けあって過ごしていた。
「名残惜し ダラけまくった あの日々に 流れ込むかな エニグマの歌」 こうしてついにa本さんはぐうたら生活に終止符を打ち 「マスカット 薫るる爪の 凸凹に 愛しき君を 思いつるかな」 という歌を残して、チャリに跨りさっそうと去っていった。
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きみの星はやみの夜に輝いている
(Carl Hilty)
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