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2014年08月10日(日) ジャン=マルク・ルイサダ マスタークラス in TOKYO 2014 生徒募集

2006年以来8年ぶりに、ジャン=マルク・ルイサダ先生を、マスタークラスの講師としてお招きすることになりました。
今回は、ルイサダ先生と親しい音楽家のための運動療法士イザベル・カンピオン
さんもお招きして、ルイサダ先生の表現のテクニックを手に入れることができるスタイルとなっています。

生徒募集の詳細は下記のページからご覧いただけます。

http://home.att.ne.jp/moon/lesson_note/JMLmasterclass2014student.htm


2014年08月03日(日) 8月3日のlesson de ラ・パレット

猛暑の一日、本当の勉強を始めたばかりの小学5年生から昨年パリから帰国したピアニストまで、幅広い年代の生徒さんたちによるレッスンが行われました。
この日のテーマは、『ピアノの勉強のしかた』。
ピアノの勉強の基礎の基礎、そして、音楽を勉強する上で本当に大切なことを学ぶことができる時間となりました。

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11:00〜
 チェルニー30番 18、19
 J.S.バッハ:インベンション 6
 クーラウ:ソナチネ Op.20-3 第1楽章
 イベール:「物語」より 小さな白いロバ

12:00〜
 J.S.バッハ:平均律第1巻 第10番 e moll BWV855
 ショパン:エチュード第10番  As-dur op.10-10
 ベートーヴェン:ピアノソナタ第1番 f-moll Op.2-1 第4楽章

13:00〜
 ショパン:エチュードOp.10-12、Op.10-4
     バラード1番Op.23 ト短調

 休憩 14:00〜14:40

14:40〜
 J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲

16:10〜
 ハイドン:ピアノソナタ Hob.16-42 As-Dur
 シューマン:フモレスケ op.20 (抜粋)
 ショパン:マズルカ op.59
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この日のレッスンで一番印象に残ったのは、先生がリズムについて何度もおっしゃっていた事です。

「一番最初にやるのはリズム。それに乗って歌う。一番最初に歌うと演歌になってしまう」

「一番最初にやるのは音を揃えること。これが結局はリズムを生む」

「音の種類を揃えてリズムに乗って弾くと歌になる」

「身体の中で感じたリズムに手を合わせる」

ハンスフォン・ビューローの言葉『まずリズムありき』なども引用されて、どれほどリズムが大切か…というお話をしてくださいました。

奇しくも、次回のピアノ導入指導研究会のテーマは『拍を感じて活きたリズム感を育てるレッスン』
研究会の方向性が間違っていないのだという確信を持つことができました。


もう一つ、印象に残ったのは、北川先生と同時にルイサダ先生の師匠でもあるマルセル・シャンピ先生の『音楽とともに幸せであれ』という言葉です。

これをおっしゃったのは、生徒さんが、心配の余りに自分で自分の演奏を壊してしまっているのを指摘された時でした。
こういう事は誰にでも良くあることなので、指導していてどう言ったらいいか悩むこともあり、大変良い言葉を教えていただいたと思いました。


最後に弾いてくださったのは、来月、リサイタルを控えている釜石出身のピアニスト、高橋碧伊さん。
それまでのどの生徒さんも熱心に勉強した演奏を聴かせてくれたのですが、高橋さんが弾き始めた途端、一つ一つの音の輝きがまるで違っていて、ずっと勉強を続けていくことの大きさを実感しました。
それでもまだ、考えなくてはならないことがある所に、音楽の勉強の果てしなさを感じ、素晴らしい演奏の奥にはどれだけの努力が秘められているのかと思わずにはいられませんでした。
と同時に、公開レッスンで北川先生が教えてくださることの先に待っているのが、素晴らしい音楽だということが確信でき、勉強していくことが楽しみにもなりました。


高橋さんのリサイタルは9月22日(月)。
こちら↓のページで詳細ご覧いただけます。
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?

id=77485&pg=20140802


次回の公開レッスンは10月5日。
お申込みをお待ちしています。


2014年08月02日(土) 高橋碧伊さんのリサイタル


2014年06月01日(日) 6月1日の 〜lesson de ラ・パレット〜

この日は、小学生から成人まで、久しぶりに弾いてくださる方が多く、そのせいか、どのレッスンも適度な緊張感があり、北川先生がおっしゃる言葉も新鮮に感じました。
プログラムは以下の通り、基本的なテキストからコンサートピースまで、幅広く学ぶことができました。

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11:00〜
 チェルニー30番 28
 J.S.バッハ:インベンションNo.3
 メンデルスゾーン:無言歌集より、
      「ヴェニスのゴンドラの歌」op.30ー6
      「紡ぎ歌」op.67ー4
 三善 晃:波のアラベスク

12:00〜
 J.S.バッハ:平均律第一巻 第15番ト長調 BWV860
 シューベルト:楽興の時第4番 嬰ハ短調
 ベートーヴェン:ピアノソナタ第1番 ヘ短調 op.2-1

13:00〜
 ベートーヴェン:ピアノソナタ26番『告別』
 ラヴェル:鏡より『道化師の朝の歌』

 休憩 14:00〜14:40

14:40〜
 J.S.バッハ:平均律 7番 Es-dur 9番 E-dur
 ショパン:エチュードOp.10-12
 ショパン:バラード1番 Op.23 g-moll

16:10〜
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より、第14番 fis-moll
 ショパン:練習曲 op.25−7 cis-moll
      舟歌 op.60 Fis-dur   (敬称略)
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この日のレッスンで一番印象に残ったのは、

「譜面通りに弾くとは、『書いてある通りに弾く』ことではなく、『書いてあることの意味を考えて弾く』」

という言葉です。

譜面通りに弾くことの大切さは、以前、ジャン=マルク・ルイサダ先生をお招きして公開レッスンをやった時にもおっしゃっていましたが、『書いてある通りに弾く』ことと『書いてあることの意味を考えて弾く』ことの違いというのは考えたことがありませんでした。

言われてみればこれらは全く違ったことで、レッスンでこちらが後者を要求しているつもりで、レッスンを受けている生徒さんが前者と理解している…なんていうことが起こっているのではないかと思いました。

また、演奏中の“力み”についておっしゃっていたことも印象的でした。

「どうやったら弾けるかわかって練習して欲しい。
 わからず無理やり弾こうとすると力が入る。
 むずかしい曲を必死で練習してばかりいると音楽が苦しくなる」

というお話は、いわゆる“脱力”が必要とされるのは、最初の段階で『わからず無理やり』弾いているからなのではないか…と考えました。
そうならないように練習できるためにはどうしたら良いでしょうか。
私には、このお話は、『ラ・パレットピアノ導入指導研究会』の活動につながっていくように思えて仕方ありません。

最初の段階で、力みのない演奏をするためには、やるべき事をよく理解していなくてはならないのです。。。

他にも、音楽的に弾くために必要なポイントを様々な角度からお話いただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。

次回は、8月3日。
お申込みをお受けしています。

lesson de ラ・パレットは、お陰様で次回で丸12年、干支を一回りしたことになります。
記念講座ができないか、現在、企画中です。
詳細が決まり次第、お知らせいたします。


2014年04月06日(日) 4月6日のlesson de ラ・パレット

今年度はじめの公開レッスン、花冷えの荒れ模様の一日でしたが、大勢の皆様が足を運んでくださいました。
新しい学年となって、今まで弾いてくださっていた生徒さんも心なしか今までよりも大人びて、それが演奏にも反映されているように感じたこの日の公開レッスンでした。

取り上げられた曲目は、下記の通り。
インヴェンションからゴールドベルク変奏曲まで、エチュードからコンサートピースまで、幅広いレベルの曲のレッスンが行われました。

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11:00〜
 ツェルニー:30番練習曲 14、15、16
 J.S.バッハ:インヴェンション 10、7
 ディティユ―:田園詩
 イベール:『物語』より 小さな白いロバ

12:00〜
 モシュコフスキー:15の練習曲 5番
 J.Sバッハ:平均律第1巻 11番 F-dur
 シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1

13:00〜
 J.S.バッハ:平均律1巻4番cismoll
 ラフマニノフ:前奏曲Op. 32ー12
 ラヴェル:水の戯れ
 ショパン:エチュードOp. 10ー4
 ショパン:スケルツォ2番Op. 31

 休憩 14:00〜14:40

14:40〜
 J.S.バッハ:平均律第1巻第6番 ニ短調
 ショパン:練習曲 OP.10−9 ヘ短調
 クラマー=ビューロー:60の練習曲より第1番・第2番
 ベートーヴェン:ピアノソナタ第1番 OP.2-1 ヘ短調 第1楽章・第2楽章

16:10〜
 J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲
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この日のレッスンで、私が最も印象に残ったのは、
「音が鳴るのと響くのは違う」
という一言でした。

雷に打たれたほどの衝撃でした。

長く公開レッスンを聴講してきて、打鍵、タッチ、音作りについて理解してきたつもりでしたが、このように明確に理解できていなかったかも知れません。

北川先生がこの言葉をおっしゃる前後にも、この日は、音をどう意識するか…について沢山お話されていたような気がします。

インヴェンションを勉強している生徒さんに、
「音を強く弾き過ぎると、心理的に音を聴かなくなってしまう。
 少し小さな音でちゃんと弾く訓練をして、それから少しずつ強く弾くようにする」

人前で弾く時に力を発揮しにくい生徒さんに、
「音量を少し小さくしないと早く弾けない」

大人の演奏をする段階になってきた生徒さんに、
「鳴らしてみるとピアノって色んな音がする。
 手の形を決めてしまわないで、鳴った音に対応できる手の柔軟性を持つこと」
「響き方によって指をコントロールする訓練をすること」
「音が立ちすぎると響きがなくなる」

など、言葉も状況も違うけれど、求めている音は同じものなのかも…と感じる場面がいくつもありました。

全てのレッスンが終わった後に北川先生がおっしゃった言葉も印象的でした。

「今日来た人たちは、皆、言われたことがすぐにできる。
 これはとても大切なこと。
 ピアノの勉強には柔軟性の訓練が必要」

レッスンをして、できるようになると、教わる側はもちろん、教える側も安心してしまう面があるかと思います。
けれども、実はそこはスタートラインで、そこから様々な勉強がはじまるのですね。
そういった事を、ついつい忘れてしまいがちですが、2か月に一度、公開レッスンを聴講することで思い出すのが大切なのかもしれません。

次回は6月1日、お申込みをお待ちしています。


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