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2005年09月06日(火) コンサートのご案内

お蔭様で、lesson de ラ・パレットがスタートして丸3年が過ぎました。
小学生だった生徒さんは中学生に、中学生だった生徒さんは高校生に、
高校生だった生徒さんは大学生に…と、皆さんの成長を楽しみに見せて
いただいて来て、せっかくの生徒さんたちの演奏を、レッスンとは
違う形で聴く機会を持ちたいと思い、コンサートを企画しました。
詳しくは以下のとおりです。

東京近郊の方に限られますが、いらっしゃりたい方がおいででしたら、
お申し込みは、メール、電話、FAXでお受けします。
お名前(フルネーム)、枚数をお知らせください。

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第1回 Concert(コンセール) de(ドゥ) ラ・パレット

2005年9月19日月曜日 午後3:00開演(2:45開場)

チケット:前売り2000円 当日2500円

会場 カルラホール(小田急線千歳船橋下車)
世田谷区経堂3-16-12/03-3439-7507

◇ プログラムと出演者 ◇

バッハ: 平均律二巻 第15番 ト長調
ショパン: エテュード op.25-1
ショパン: ロンド op.1 (酒井彩花)

シューマン: 謝肉祭 Op.9(高橋碧伊)

ラヴェル: 鏡(全5曲) (穂積瑤子)

ショパン: 幻想曲 ヘ短調 op.49
プロコフィエフ: ソナタ第3番 イ短調 op.28 (乾 雅子)

◇問い合わせ・お申し込み◇
TEL : 090-7018-8607
FAX:03-4477-6681
e-mail : piano@zab.att.ne.jp (吉原麻生まで)

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2005年09月04日(日) スーパーピアノレッスンを見て思うこと…

こちらでもご案内した、NHK教育の『スーパーピアノレッスン ショパン編』の放送が始まって一月が過ぎました。
取り上げている曲目もポピュラーだし、生徒さんも日本人で、ルイサダ先生のフランス語の中にも日本語が時々混じったりして、ご覧になった方の中には、強い親しみを持った方も少なくないようです。

レッスン中に、ほんの一節をルイサダ先生がお手本で弾かれるだけで、生徒さんの演奏とはまるで違うことに、驚き、感動された方もいらっしゃることでしょう。
「ルイサダ先生にレッスンを受けてみたい!」
という声も聴こえてきます。
でも、余りのレベルの高さに、あのようなレッスンはご自分には役に立たないのではないか、あるいは、役立てたいけれど、どこをどう参考にしたら良いのかわからない…という方も、いらっしゃるようです。
確かに、レベルが物凄く高いし、そう思うのも無理はないかも知れません。

しかし、あのレッスンの中には、様々な角度からの音楽についての奥深い内容が含まれていて、レベルが高すぎると、切り離してしまうのは、余りに勿体無い。
きっとルイサダ先生もそんな風に思わないで…とおっしゃるに違いありません。

例えば、ルイサダ先生のピアノの上手さの1つに、カンタービレがあります。
打弦楽器であるピアノで、音の響きをつなげて音楽を歌っていくには、良い耳が不可欠。
TVからの音なのにも関わらず、短い部分を片手で弾くだけでも、生徒さんと先生に違いが出るのを目の当たりにできるのは、カンタービレの奏法に触れる、良いチャンスです。

また、ルイサダ先生の演奏を、よく楽譜どおりではない…という人が居ますが、そういう方は、楽譜の表面しか見ていないことを、自ら告白しているようなものです。
ピアノを真面目に勉強した経験がある方なら、楽譜を読むというのは、楽譜の後ろに隠れている音楽を読むことだ…というのは良くご存知だと思いますが、そういう意味では、ルイサダ先生の演奏はショパンの楽譜にかなり忠実です。
(ウソだと思う方は、他の何人かのピアニストの演奏とルイサダ先生の演奏を、信頼できる楽譜を見ながら、よく聴きくらべてください)
忠実ではないように見えるところも、レッスンでお話をうかがうと、ショパンの直筆譜を見て研究した結果だったり、ヨーロッパのピアニストに伝わっている弾き方だったりするので、決して自分勝手に感情の赴くままに弾いているわけではありません。
それをそのまま弾いてしまっては、説明がましい非音楽的な演奏になってしまいますが、ルイサダ先生のすごいところは、楽譜に忠実な音楽をご自分の中に落としこんで、新たにそこで生まれたような音楽として再現している点です。
そういう点で、ルイサダ先生の演奏は、ファンタジーに溢れているにもかかわらず、いえ、だからこそ、楽譜どおりに…という言葉の本当の意味を教えてくれる演奏だといえます。

他にもいろいろありますが、またの機会に。
11月末まであと3ヶ月。今月末からは、滅多にみられない、ショパンのピアノ協奏曲のレッスンも見られるそうです。
まだご覧になっていない方も、是非、ご覧になってみてください。


2005年08月31日(水) 8月7日の〜lesson de ラ・パレット〜

朝から陽射しの強い暑い一日でしたが、大勢の皆様に足を運んでいただいき、最初から最後までほぼ満席の状態で、この公開レッスンが少しずつ根付いている手ごたえを感じ、私にとって嬉しく充実した一日となりました。

レッスンで取り上げられた曲目は下の通り。
この公開レッスンらしく、エチュードや教本もとりあげられています。
特に今回は、仕上がる遥か前の段階で何をするべきか、基礎を勉強する段階で何ができている必要があるか…など、この公開レッスンでしか学べない内容が多く、長時間にも関わらず、熱心にメモを取る方が多いのが印象的でした。

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ツェルニー30番より No13
バッハ インヴェンションより No11
ミクロコスモス2巻より No63(バルトーク)
ピュイグ=ロジェ ピアノ教本 1より 曲は未定
バガテルOp119-3(ベートーヴェン)
「空気の精」(ブルグミュラー 18の練習曲より)

バッハ:シンフォニア3番
ショパン:即興曲1番 作品29
ショパン:3つのエチュードより1番
モーツァルトソナタ12番 K.V.332 ヘ長調

シューベルト 即興曲Op.142ー1
ベートーヴェン ソナタOp.22 第1楽章

シューマン:シンフォニックエチュード

ショパン 幻想曲op.49
ラフマニノフ プレリュードop23-2,3,6,op32-5,12

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公開レッスンのはじまりに、とても印象的なお話がありました。

最初に楽譜を見て勉強する内容がその人を決めてしまう。後から直したことは付け焼刃。
そして、一番大切なのは指使い。

というものです。
先生ご自身の経験も交えてお話された内容は、ピアノを勉強する大人から子供まで、全ての人に知っておいて欲しいと思いました。

また、おそらく多くの方が知りたくて、でも、なかなか本当に理解することができない問題である姿勢について、
「背中を反らすことによって、肩が下がる」
「両腕の円を大きくすることがとても大切」
「2,3,4,5の指を鍵盤の上にそろえる。1は別」
など具体的で実用的な言葉によるレッスンで、これは、早速自分のレッスンにも取り入れました。

他にも、音楽の本質とも言えることと向き合う上での心構えとも言うべきものまで、書ききれないほどの印象的なお話があり、今、メモを見直しても、どれもこれもとても大切な書いておきたいことに思えて、困ってしまっています。

しかし、この日最も印象に残ったのは、シューマンのシンフォニックエチュードを弾いた生徒さんのことです。
この生徒さん、名の通った音大の学生さんなのですが、なんと、ピアノをはじめて3年だというのです。
レッスンが終わってそう聞いた時には、その場に居た殆どの人が、こころの底から驚いていたような気がします。
普通の人は10年習ってもシンフォニックエチュードにたどり着かないような気がしますが、この生徒さんの場合、それこそ24時間音楽のことを一生懸命に考えているのだそうで、そういった音楽への情熱と北川先生のこれ以上ない的確な指導が揃うと、こんなに弾けるようになるのだ…と、嬉しくなりました。
ピアノレッスンって、まだまだ可能性があります。

お陰様で、この公開レッスンも丸三年、次回、10月で4年目に入ります。
これからは、今までよりも少し広い会場で、ピアノも大きくなり、聴講料も若干値上げをさせていただきますが、足を運んでくださった皆様にとって有意義な時間となることは保証いたします。

また、現在発売中の月刊『ショパン』9月号では、北川先生について、ピアニスト上杉春雄さんが書いた文章が、公開レッスンの写真と共に掲載されています。
ぜひ、ご覧下さい。
上杉春雄さんの隔月連載もとても興味深い内容ですので、こちらも合わせてどうぞ!

次回は、10月2日。
会場は、小田急線千歳船橋のカルラホールです。
お申し込みをお待ちしています。(当日のお申し込みもお受けします)


2005年07月11日(月) スーパーピアノレッスン ショパン編

NHK教育TV『スーパーピアノレッスン』、現在放送中の、
アントルモンによるモーツァルト編に続いて、8月からは、
ジャン=マルク・ルイサダ先生によるショパン編が始まります。
北川正先生と同じシャンピ門下であるルイサダ先生のレッスン、
私も、何度か、聴講したことがありますが、とても面白く、
きっと、ショパンの音楽の魅力を引き出す秘密を、
沢山教えてくれることでしょう。

皆様、ぜひ、ご覧になってみてください。
詳しくは、以下の通りです。

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◇放送◇ NHK教育テレビ (8月〜11月、全16回)
       毎週火曜日午後7時25分〜7時50分(25分)

◇第1回◇ 8月2日(火) 

◇テキスト◇ 7月25日発売 (1,050円、NHK出版)

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2005年07月06日(水) 教えるスタンス

つい最近、ピアノを教えていると思われる方が、
「教えさせていただいてる」と書いているのを読んで、ビックリしてしまいました。
少し前には、ピアノを習っていると思われる方が、
「教わってあげている」
と書いていたので、そういう考え方が世の中に存在するらしい…というのは何となく知っていたのですが、それは、習う側が勝手に思っていることだろうと思っていたのです。

しかし、「教わってあげる」「教えさせてもらう」というようなスタンスで、何かがきちんと習えるでしょうか。
金銭の授受に関係なく、学ぶためには、「教えてもらう」という姿勢が大切だと思うのです。
教える側が、「教えさせてもらう」なんて考えたら、生徒さんは、学ぶ姿勢で居ることができるでしょうか…。


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