管理人の想いの付くままに
瑳絵



 私を置いて・・・(再録)

突然死んだりしないで

貴方が死ぬ前に私を殺して欲しいから
一人になるのはイヤだから

貴方が死んだら
私は死んでしまうから

私にとって空気のような存在だった貴方が
突然居なくなってしまったら
きっと窒息して死んでしまうから


いつもあって当たり前だった貴方
いつも傍に 隣に居て当たり前だった貴方
そんな貴方を失ってしまったら

私は

苦しくて
悲しくて
切なくて

きっと死んでしまうから

だから
突然死んだりしないで
私を置いて逝かないで・・・


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

消した詩のコンテンツからの再録


2001.9.12UP
2002.4.2再録

2002年03月21日(木)



 君に贈る言葉(再録)

溢れんばかりの涙に乗せて
君に言葉を贈ろう

君は酷い人間(ひと)だった

でも
そんな君の愛が僕には心地よかった


だから君に言葉を贈る

『言葉なんて要らない』
君はいつも言っていた
けれど他に何もない

だから

君に言葉を贈る

ありきたりで安っぽい
けれど心の底から思っている言葉
『ありがとう』
『愛してる』

君に言葉を贈ろう
愛と涙の溢れる言葉を



― 君に贈ろう ―





――――――――――――――――――――

消した詩のコンテンツから再録

2001.9.12UP
2002.4.2再録

2002年03月22日(金)



 ただ1つの言葉(再録)

『泣かないで』


君に何度も言った言葉
君に伝わることのなかった言葉


君はいつも泣いていた

そして君は狂い 
壊れてしまった


だから僕は決めたんだ

君を悲しみから解放することを
そうする事で僕が逃げることを

君を泣かせていたのは僕なのに
僕は君に笑って欲しかった


だって

僕は知らなかったんだ
あんな一言で君が笑ってくれるなんて

違う
知るのが・・・気付くのが遅すぎたんだ


最後に見た君の笑顔が僕を捕らえて離さない


だから
その言葉はもう君以外の人には伝えない
伝えられないんだ

もう二度と見ることのできない君の笑顔

だから
僕が君に伝えた最後の言葉と共に
永遠に心の中に閉じ込めよう


『愛してる』


その言葉と共に・・・




*****

消した詩のコンテンツより再録
少し修正

2001.9.13UP
2002.4.2修正、再録

2002年03月23日(土)



 私は初めて――――(再録)

貴方に出会って

私は初めて
生まれて来たことに感謝した


貴方に名前を呼ばれて

私は初めて
自分の名前が好きになれた


貴方に愛されて

私は初めて
喜びと不安を知った


貴方を愛して

私は初めて
独占欲を持った


貴方が私を忘れて

私は初めて
涙の流し方を知った


貴方を自分の物にしたくて

私は初めて
人を殺した


貴方の死体を前にして

私は初めて
心の底から笑うことができた



++++++++++

消した詩のコンテンツより再録
修正箇所有り


2001.9.13UP
2002.4.2修正、再録

2002年03月24日(日)



 君と僕のどちらか・・・(再録)

僕と君のどちらかが死ななくてはいけなくなったら
僕はどうするだろう

『僕が死ぬ』
そう言ったら
君はどうするだろう


もし君が喜んでくれるなら
君が笑って見ててくれるなら
僕は迷わず自ら命を絶とう



もし君が悲しんでくれるなら
君が涙を流してしまうなら
僕が君を殺してあげよう


君が
『一緒に逝く』
そう言ってくれたなら
先に君を殺してあげよう



僕はその喜びを胸に死んでいきたいから――――




...................

消したコンテンツより再録

2001.9.13UP
2002.4.2再録

2002年03月25日(月)



 ちゃんと言って(再録)

要らなくなったらちゃんと言って

『もう要らない』って
ちゃんと言って
貴方を責めたりしないから


だから
勝手に居なくなったりしないで


遺書なんてもう書いてあるから
貴方の見ている前で手首を切ってあげるから


貴方が望むのなら
首を吊っても良い
首を掻っ切っても良い


だから
要らなくなったらちゃんと言って

最期に貴方を見ていたいから


私はずるくて
卑怯な人間だから
そうやって貴方を縛るの

だから
要らなくなったらちゃんと言って



貴方を愛したままイキタイから


。。。。。。。。。。。。。。。

消した詩のコンテンツより再録

2001.9.13UP
2002.4.2再録

2002年03月26日(火)



 死にたくて(再録)

死にたくて

死にたいのに勇気がなくて
勇気がないのに死にたくて


手首にハサミを当てても
爪や歯を立てても
力が入れれなくて
皮膚すらも切ることが出来なくて

虚しく赤い痕が残るだけ



出来れば楽に死にたいなんて
甘いこと考えて

もしかしたら
誰か泣いてくれるかもしれないなんて
そんな馬鹿なこと考えて



結局死ねない自分が悔しい




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消した詩のコンテンツより再録

2001.9.20UP
2002.4.2再録

2002年03月27日(水)
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