-->
|
どこにもハマらない鍵 どこにもハマろうとしない鍵 開けられるのを待つ扉 開けられるのを拒む扉 |
|
過ちが見せる景色は どんな色をしているだろう あらゆる選択肢の中で あえてここを選び取ってしまった意味は? 受け入れることの出来ない 決定的な何かが 進もうとする足に重く圧しかかる 修正は 不可能 |
|
きみは きみがおもうほど かしこくはないんだよ |
|
あたしのなかの うすよごれてしまったものが ぜんぶぜんぶいまのうちに きえてなくなりますように たくさんのことに きがついて まっさらな空に かえっていけますように |
|
美しくも醜くも 言葉は如何様にでも |
|
いいものも悪いものも 一度名づけてしまったら もう後戻りはできない 胸の内に巣食う 訳のわからぬ感情に 「憎しみ」という名前をつけてしまったがために 二度とあなたに心を開くことはない 名前など要らなかったのに 名前など要らなかったのに |
|
彼のポケットには いつもラムネが入っていた 黄色、ピンク、紫、緑 彼のポケットのラムネは 色とりどりで ラムネをほおばる彼を見るのが とても好きだった 「ラムネちょーだい」 私がそう言うと 彼はいつも その時の私にぴったりの色のラムネをくれた たのしい時にはピンクのラムネ 故郷が恋しい時には緑のラムネだった ある日 私が消えてなくなりたかった時 彼が何も言わずに手渡した水色のラムネは とてもさみしい味がした さてもさみしい味だったけれど 消えてなくなりたい気持ちが すっかり消えてなくなった 魔法のくすりのようだった |
|
壊れてしまったものは 壊れたままだから 出来るだけ 再生可能なように カタチを残したかった |
|
食べてはいけなかった果物に 手を出してしまった 食べてはいけないと言われていたのに 口にしてしまった 食べてはいけないと言うくらいだから さぞ美味なのだろうと思ったら 一口めでギブ 食べてはいけないものは ほんとうに食べられないものだった |
|
きみとぼくがいなくなっても 変わらずに回り続けるこの世界 そんな世界を 変わらずに愛し続けるきみとぼく |
| HOME BACK INDEX NEXT |