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今 きみが思っていることや
昨日きみがしたであろう行動の意図が
手に取るようにわかってしまって
ついには
きみのことを大嫌いになるまでに至る


なんて浅薄だったんだろう
表面だけしか見ない人の
表面だけをなぞっていた















    










必要以上に悲しんだり
不必要な笑いにまみれたりするのは
もうよしましょうよ


わたしの絶望と
あなたの絶望の種類は
たぶん違うのだと思うから
分け合うことなどできない


そのことを
必要以上に悲しんだり
不必要な笑いにくるんだりしない













    











残された僅かな時間
無数に分かれた道を前に
深く息を吸い込む


ここでの輝きを終えて
新たな光となるために


きみの頭上にいつも
まばゆく降り注ぐ光は
きみのずっと前を歩いてきた
誰かの光だったりするんだよ


その日がきたら
ぼくも必ず誰かを照らす
めぐりめぐって誰かを照らす
それだけが
唯一の
約束された未来だ
















    










逆らえないものなら
逆らわずいる


ただ何もかもが
過去の流れの中で
稀釈していくを待つ


抗い続けた腕が
ヒシヒシと痛む


こんな痛みは
きっとこれから
カケラほども感じなくなる














    









かじかんだ手に
吹きかけた息
透明な白が
またたくまに消えるを見る


癒されないまま仕舞われた傷は
心の時間だけを止めていく
遥か昔の傷が
まざまざと残る


立ちのぼり
いつか消えゆく白い息みたいに
きみのことも全部消してしまおう
そんな透明な白みたいな
きみとの時間だった













    











忘れたと思うなんて傲慢
今のあたしは
忘れようにも忘れられない
遠い遠い過去と一緒に
ここにいるのだから


その記憶ごと
未来へ連れていくのみだ


忘れようとするだけ無駄な抵抗
あなたから学んだことが
あたしの中で
生き続けている


もう二度と会うことはないあなたへの気持ちを
どこに着地させたらいいのか
わからないでいる













    











あなたは
その光を受けて
精一杯輝くがいい


わたしは
その眩しさに
目がくらみ
重力を失う


その光の出所を知り
わたしもそちらに引かれていく


それが誤りだと知っていても














    










古い悲しみに
まみれてしまうのはよそう


誰にも教えられない道を選んで
新しい何かを見つけに行こう


自分で道を踏み均した後は
こっちだよって
誰かを呼んであげよう















    










絶対か無か
この選択を前にして
涙が止まらない


細く長い1本の道
爪先立ちで
崩れそうなバランス


両手をいっぱいに広げて
道を外れないよう歩くにも
もう疲れてしまった


小さなつむじ風にさえ
揺らいでゆく体
かすんでゆく景色に
行くことも帰ることもできない













    











もう眠らせて
わたしの中で
結晶のように輝く孤独が
粉々になって溶けていくまで















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