--> + rat rhyme +





+ rat rhyme +



    











冷静さを通り越して
冷たくなっていく心
















    











捨て去ることが
惜しいだなんて
一度たりとも
思わなかった


捨て去ることで
また新しい何かが
この手の中を埋め尽くす
今も昔も
その喜び以上に
あたしを支えるものなどない













    











出会った時のきみはすでに
夢に選ばれていて
ぼくの遥か先を歩いていた


最初から背中さえよく見えなかったのに
きみから放たれ続けていた光は
消えるどころか
ますます強くなっていった


ぼくは天空の神を崇めるように
顔をあげ 跪いた
それはとても自然なことだった


そして
先を歩き続けるきみの光が届く場所に
いつまでもいられますようにと
心から願った













    











ぼくが見つめてきた孤独と
きみの指先の冷たさは
きっと同じものだから
もしも繋ぎ合わせたら
一つになって溶けていくよね














    










もう 心ゆくまで
ワガママになろうとおもう


誰かの怒りを買った時は
すぐにどこかへ売り飛ばす
どうせ高くは売れやしない
安い安いシロモノだ


背負う荷物はなるべく少なくして
薄暗い足元をたどるようにして
震える体を抱きしめながら
温度を確かめながら
それでも
顔をあげて進む














    











逃げようと思って逃げるのと
結果的に逃げてしまっていたのとでは
明らかに違う


前者は俯瞰
後者は渦中
前者は選択
後者は迷い


明白じゃないか













    












行き先のわからないバスに乗って
あてのない旅に出た


そこに行けば
誰かに会えるような気がした


けれどもバスは
今いるここと
寸分たがわぬ場所に
ぼくを降ろして
行ってしまった


見たような景色の中で
見たような感情に飲まれた


なんだ
結局誰にも会えなかったんだ
はじめから
ずっとひとりだったんだ














    











重なった誤解の上に
さらに重たい誤解が乗っかってきて
荷物をほどく気もおきない


けれど
イヤでも目に入ってくる荷物の大きさに
心底うんざりする


いざとなれば


宛て先の間違いでしたって
送り返すくらいのことは出来るんだから













    











逃げ込む価値すらない場所に
本気で逃げ込もうとする浅はかさ













    










何もかも思い通りにはいかないわ
そう言ったのはきみじゃないか


だからもし
きみの思い通りにいかないことがあったって
それを受け入れていく覚悟は出来てるんだろ?












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