--> + rat rhyme +





+ rat rhyme +



    










気がつけば
ものすごい高さまで昇っていたんだね
足がすくむ 目が眩む


ここから見える景色を
何度も何度も見直して
ここに来てもよかったのかを
幾度も幾度も確める


もしも今の足場を踏み外したら
どこまで落ちていくんだろう


願わくばもう
どこにも落ちていきたくないのに












    









見ようとしなければ
何も見えない


変わらずそこにあったものでも
まるで見ようとしていなかったから
ついぞ目に入ることはなく
ずっと違うものを探していた


それに気がついた時
ぼくはとっさに
きみと無関係になれる道を探してしまった
そんな道はないというのに












    








諦めることで自分を守ろうとするのは
もうやめた


これから増えるキズの1個や2個くらい
もうどうってことないわ








    








これは運命などではなく
ただ単純に
スイッチが入ってしまったという
現象のひとつにすぎない


わたしですら
スイッチの場所を探すのに苦労していたのに
キミはどうしてこうもかんたんに
スイッチの場所を探し当ててしまえたんだろう










    









どんな時も
同じリズムでドアを叩き続けてくれたキミ


変わらぬ強さで
そこに居てくれたキミ


だけど


ぼくはドアの開け方を忘れてしまった


キミはいつも
ドアを叩くだけ叩くのに
開け方を教えてはくれないから
ぼくが開けるより他
キミに会う方法はないのだけれど


いますぐにここを開ければ
キミはまだそこに居てくれるだろうか?
もうキミは
他所にいっちゃったんじゃないだろうか?










    









もっと知りたいというキモチが
胸の奥で育っていたことに気づく
これは すでに 
恋に落ちてしまったことを意味するのですか?














    









今はまだ
会いたい時に会えないわたしたち


このさきも
会いたい時に会える日はないわたしたち










    








何も信じちゃいなかったよ
キミの全部を


キミの言葉には
意味も含みもありはしない


なんていえるほど
何一つ知りもしない
キミのことを


ぼくが知ってるキミは
ずっと昔の ほんの僅かな
断片にすぎないのに











    







何も言わずに消えていく恋


何も言えずに冷めていく恋









    










それは
記憶であったのか
はたまた夢であったのか
わたし自身でさえ
すでに判断がつかぬような
感情のひとつであった


その感情には
確かにはじまりというものがあった
だが終わりというものがなく
いや 正しくは
終わりが見えなくて
そのことが
酷く悲しいことのように思われた


けれど
今は違う


今も変わらず終わりは見えないし
見えたりする日もこないのだろう


それがわかった今も尚
それがわかった今だからこそ
きみの幸せだけを祈ることができる
きみの幸せを祈ることが
終わりに似た響きを連れてくるのだ










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