--> + rat rhyme +





+ rat rhyme +



    








それとなく なにげなく

日々は過ぎていくのに

ふと振り返った日々が

大袈裟で ビックリするような

思い出になっているのは

どうしてだろう










    








近くを見てると 

少しだけ不安になるから

今 この目に見えている 

出来るだけ遠くに 視線を向かわせて 

自転車を走らせる



そこに辿り着いたところで 

誰が待ってる宛てもなくて

それは絶望という言葉に

置き換えられもするんだけど

あんまりカンタンすぎちゃうから

最期の手段に

とっておこうじゃないかと思う



さぁ ゆっくり ペダルを漕ごう

カゴの中に 不思議に気の合うネコを連れてさ



追い風も向い風も

角度を変えれば ただの風さ

誰にも同じ 風が吹いて

誰もが同じ 遠くをめざす










    








明日 突然 

すべての記憶がなくなったら

あなたも 消えてしまうだろうか



泣くことを忘れて

笑うことを忘れて

愛することも忘れて

ぜんぶぜんぶ

濁りなき光の中に

吸い込まれていったとしても



その美しい濁りなさに

わたしは

あなたを思い出すだろう








    









いくつもいくつも 

言い訳せずにはいられなかった

ここに辿り着くまでぼくは




キミを好きになったことに

理由や後悔は微塵もなくて

そういうなんにもないところに

ムリヤリ意味を見つけようとして

見つからない言い訳ばかりを

探していたんだ




キミが好きだという以外

気持ちのいいほどなんにもない

広々とした場所を

ありもしない言葉で埋めて

いっそうやむやにしようとしていた











    







何か足りない と 思ってしまうのは


満たされすぎて 余ってしまった部分が


月夜に見せる 幻影 であり


すでに充分 満たされている自分に


気づけずにいる 不幸 でもあり












    









あなたに会えてよかった と


まだ 言えないわたしがいる



幸せでいて欲しいだなんて


苦し紛れに出た嘘だ と


見抜いて 欲しい 


見抜かれ たくない












    








どうしようもなく


他愛ない運命に


振り回されて


泣いている




僕が キミを想うかぎり


この運命は 続いていく














    








誰かが見せた ほんの僅かな綻びをみつけて


うれしくなって そっと眺めた


均衡の取れた 美しいラインの中の


あってはならない綻びに


とても 惹きつけられるのはなぜだろう










    








わたしは


わたしという真実しか 知らない


だから


キミの真実を


時々 見誤る











    






忘れてはいけないことと


忘れ続けなければいけないことが


あるのだと 知った










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